うちのノラさんは超寒がりで

最近まで「ストーブつけろぉぉ」と大騒ぎしていたのだけど

さすがに6月の後半になると騒がなくなった。

その代わり食欲に情熱を集中させるので

アレも嫌!コレも嫌!!と

我儘を炸裂させて大騒ぎしているから

結局うるさいことには変わりないのだけど

それでも初夏にストーブをつけ

ノラさん以外は暑さでダウン寸前になるよりはマシだ、と

ノラさんのストーブ卒業を喜んでいた。

しかし今日は朝から雨で

寒がりプリンセスに戻ったノラさんは

炊飯器の上から動かなくなった。

今日は雨だから窓も開けてないし

室温だって24度だっちゅーのに

どこが寒いんだろう?と

不思議でしょうがないのである。


こんな感じで

ノラさんは冬と同じように

炊飯器で暖をとっているけれど

実際は夏目前なので

苺は連日山盛りの収穫、

第二弾で種まきした二十日大根も

順調に芽を出しているし

こぼれ種から勝手に芽吹いたコキアは

あちこちで丸くなり始めている。

そんな自然の恵み満載の時期だというのに

猫草として重宝していた雑草は
全て刈られてしまったので

鉢植えで猫草を育てている。

一応庭の片隅にも種まきして

外でも育てているんだけど

町内会の草刈り行事のせいで

野良猫たちの猫草も不足していて

気づいたら根こそぎ彼らに食われてしまっているから

飼い猫の分を確保する為には

鉢植えで育てるしかないのだ。

外が雪に埋もれる冬は

家の中で育てるしかないけれど

それ以外の季節も鉢植えで草育てなきゃならないのか、と溜息だ。

そんな訳で

炊飯器の上のノラさんも

鉢植えの猫草も

もう冬の風物詩とは言えないかも、と思う私なのでありマシタ。