つい先日まで暖かな陽射しが降り注ぎ

屋根や道路の雪もすっかり消えていたというのに

昨日の夕方から雪が降りまくり

外の景色はまた真冬に逆戻り。
しかも風が強くて
降り積もった雪が舞い上がる地吹雪が起き
朝玄関先にいたチビ三毛は
雪を被って白猫になっていた。

そんな
大変な思いをしている野良猫軍団とは対照的に
吹雪いても
雪囲いがガタガタ鳴ってうるせーなー、くらいにしか考えていない飼い猫軍団。
ノラさんはストーブ横の箱で爆睡、
モコはストーブ前で
湯たんぽを抱えている。
しかも最近は
湯たんぽを抱えるノラさんやモコを見て学んだちゃちゃも

湯たんぽを使うようになってきて
お湯が冷めてくると抗議されまくりで
私は一日中
2時間おきの湯たんぽのお湯交換に追われている。

普段からのやらなきゃならないこと以外に
湯たんぽのお湯交換の頻度も増え
今日は数時間おきに雪かきもしなきゃならなくて
もうクタクタ。
でも
そんな苦労を知らない猫たちは
今か今かと猫じゃらしtimeを待っている。
なので私は
こんな時こそ!と
例のキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンを出したのだけど
続くと飽きて遊ばなくなる猫たちは
当然ガン無視(笑)。
そこで
少しでも楽をしようと
ない知恵を絞りに絞って
以前母が猫じゃらしに使え、と
百均で購入してきた本物の釣竿を引っ張り出した。
二分割のちゃっちい竹の釣竿だけど
長さは2m超えの大物。
一応ゴム紐とネズミのオモチャを取り付けたが
こんな長いもの振り回せるか!と
結局部屋の片隅に立てかけたままだったものだ。
その釣竿の上半分だけを使えば
座椅子に座ったまま
充分に猫たちを遊ばせることが出来る!と考えた私は早速振り回してみた。
すると思った通り
座椅子から一歩も動かずに
猫たちを右往左往させ続けることに成功
…したのだけど
想定外だったのは
いつもより熱狂した猫たちが
まだ遊べ!まだ振り回せ!と大騒ぎで
結局猫じゃらしtimeが2時間以上経っても終わらないこと。
もう終わり!と宣言して
釣竿を置いても
↑こんな感じで
無言の圧をかけられ続けているのである。

ちなみに外はまだ横殴りの雪。
2時間以上も猫じゃらしを振り回した後
湯たんぽのお湯を交換し
全部の窓の結露を拭き取ってから
また雪かきに行かねばならないし

雪囲いの上で待つ1号が雪だるまになる前に
エサもあげなくてはならないのだよ。
飼い猫軍団にはそう伝えたけれど
飼い猫軍団は
床に置かれた釣竿から離れない。
ない知恵を絞って引っ張り出した釣竿が
まさかこんなにヒットするとは…と思いながら
楽しようとするとろくなことにならないものだと
身をもって学んだ私なのでありマシタ。