我が家の目の前で行われていた道路工事の影響で

一時期現れなくなった二代目ママだが


最近また頻繁に
野良猫亭にご来店するようになった。
自分の子供たちが
雪囲いの板によじ登ってエサを催促する姿を見て
エサの催促方法を学んだママも
雪囲いによじ登るようになったので
何か視線を感じる…と思ったら
カーテンの隙間からママがガン見している、ということも。
私にすっかり懐いている1号や
一定の信頼をしてくれているモジャ、
触られるのは嫌だけど比較的友好的な態度の2号やチビ三毛と違い
今も私のことを
エサ提供マシーンとしか思っていないママの視線は
いつも鋭くて、ちょっと怖い時もある。
しかし私は猫に対しては寛大なので
全く懐いていないママだろうと
他の猫たちと同じように
大急ぎで山盛りのエサを提供しているのである。

…が
警戒心が強く気性の荒いママを
welcomeで迎えているのは私くらいで
特にノラさんは
窓の外にママが現れると
やんのかコラ!?とばかりに唸りまくり。
しかも窓の外ではママもすぐに
ババァは引っ込んでろ!!とばかりに応戦するから
ママが現れるたびてんやわんやだ。
過酷な野良猫生活の中で
気性が荒くなってしまったのか、
それと生まれ持った性格なのか、
とにかくママもノラさんも
お互いに一歩も譲る気はないから
きっとこれからも
この窓際の抗争は終わらないんだろうなぁ、と溜息なのである。

ちなみに
ママとの抗争でイライラが募るノラさんは
寝ていても
窓の外が気になるのか
目を開けたままになるから
ちょっと怖い(笑)。
耳が聞こえないノラさんにとって
視覚の情報だけが頼りなのかも知れないけど
そこまで敵対視しなくても
ママは
家の中には入ってこられないんだから
せめて寝る時くらいは
ちゃんと目を閉じて爆睡しなさい、と思う私なのでありマス。