私は

姪がプレゼントしてくれた座椅子を

仕事でも寛ぎtimeでも愛用していて

起きている間はほぼ100%

そこに座っている。

しかしその愛用の座椅子を

ノラさんが巣と決めてしまい

しばらくの間大変な思いをした。

だがノラさんは定期的に巣を変える子なので


今はストーブ横に設置しているダンボールにお引越し。
やっと座椅子を取り戻した私は
湯たんぽで暖をとりながら仕事に励んでいた
…のだけど
最近
気づけば
こつぶが座椅子を占領。
私はまた流浪の民と化した上に
こつぶが頻繁に
湯たんぽがぬるい!とクレームを言ってくるので
大忙しなのである。

ちなみに私の座椅子は
毎日私が長時間座っているせいで
すっかりぺったんこになっていて
お世辞にも座り心地が良いとは言えない。
我が家には
猫ベッドもあちこちに設置してあるし
母が持ってきた中古の座椅子もあるし
母しか使っていない3人掛のソファーもあるというのに
何故ぺったんこの私の座椅子を奪うのか
分からないけれど
猫は犬と違い
人間の命令なんてきかないのだから
私は当分流浪の民のままかも、なのである。

関係ないけれど
ストーブ横に引っ越したノラさんは
大抵ダンボールの中で寝ているのだけど
寒がりの母が
ちょっとだけストーブの火力をあげると
さすがに暑いのか
すぐに箱から出てきて
びろーんと伸びている。
それでもストーブ前の一等地からは
絶対に動かないノラさん。
歩くたびにお腹の肉が揺れるくらい
皮下脂肪を蓄えた今でも
寒がりは筋金入り。
真冬にたった一匹で
野良猫生活をしていた頃の寒さの記憶は
きっと今も体が覚えていて
どんなに皮下脂肪をまとっても
一生寒がりのままなのかもね、と思う私なのでありマシタ。