北海道は毎年
雪が降る少し前に
白い毛が生えた5mm程度の小さな「雪虫」と呼ばれる虫が出現する。
白いフワフワの毛を纏い
フワフワと飛び回るその姿に
冬を呼ぶ妖精、なんて
可愛い言い方をする人もいるけれど
実際は毛が生えたアブラムシ。
外に出るたびに服や髪にくっつくし
自転車に乗っていようもんなら
容赦なく目や鼻、口に飛び込んで来るので
北海道に住んでいると
実はかなり迷惑しているのだ。
そんな迷惑な雪虫が
今年は大量発生していて
今窓の外は雪虫だらけ。
今日は少し数が減っているけれど
それでも
↑この白い点々は全て雪虫。
しかしこの大量の雪虫も
一週間くらいで全ていなくなるので
今はひたすら我慢するしかないのである。
ちなみに私が住んでいる地域は
秋になるとイトトンボも大量発生。
ちょっとした玄関の開閉でも室内に侵入し
気づけば
獲物を捕らえようとするちゃちゃが
カーテンをよじ登ったり
逃げるトンボを追って
縦横無尽に走り回ったりしている。
放っておくと
トンボを追い回すちゃちゃによって
色んな物が破壊されるから
見つけ次第捕獲して
外に逃しているけれど
逃がそうと玄関を開ければ
また新たなトンボが入ってきて…の繰り返し。
雪が降れば
雪虫もイトトンボも現れなくなるから
困るのは僅かな期間なのだけど
雪虫で白く霞む窓の外を見るたび
毎年その僅かな期間で
かなりの精神的ダメージを食らってるよ、と
溜息なのでありマス。