毎朝ちゃちゃに

お腹がすいた!と叩き起こされる私は

寝起きでフラフラしながら

ちゃちゃのご飯を用意し

猫たちの水入れを洗って

爪とぎの紙クズを片付ける、というのが朝の日課。

そしてその後もう一つ日課にしていることは

全ての猫の居場所確認。

うちの母は注意力散漫で

トイレやタンスの中に猫を閉じ込めたまま気づかないことが多々あるから

全ての猫が何処にいるか確認して回るのは

欠かせない日課なのである。


我が家は

変な間取りの平屋なのだけど

家の中の見晴らしは良く

基本的に

押し入れとベッドの下以外

猫たちが潜むような場所はなくて

それぞれの猫がいる場所も大抵決まっているから

安否確認は比較的簡単

…なのだけど

猫が隠れられる場所は限られているというのに

時々猫の姿を見つける事が出来なくて

母が何処かに猫を閉じ込めてしまったのか、とか

もしかして母が家を出る時

猫を脱走させてしまったのではないか、と

朝からあたふたする事が。

そして

朝食も仕事も後回しにして

探し回った結果




ドレッサーと椅子の隙間や
ソファーカバーの中で発見し
コイツらは
隠れられる場所を開発する天才だよ、と
苦笑いなのである。

ちなみに
猫なんてよんでもこない、というマンガがあったけど
実際はそんなことはなくて
耳の聞こえないノラさん以外は
野良猫軍団でさえも
呼べば大抵来てくれる。
でも「大抵」であって「必ず」ではない。
しかも
何故か忙しい時や
本当に来て欲しいに限って
呼んでも来ない率が高いのだから
困ったもんだ。


もしかしたら彼らは
慌てふためく私の姿を面白がって
わざと隠れているのかも、
仕事に追われて充分遊んであげられてないからかも、と思うけれど…
出来れば「かくれんぼ」は
仕事が終わってからにしてもらえませんかね、と思う私なのでありマシタ。