猫は警戒心が強く学習能力も高い。

なので

自分で安全を確かめた場所・時間で

同じような行動をすることが多く

その為に必要な能力である体内時計は

驚くほど正確だったりする。


こつぶはとても偏屈な性格で

私と母以外の人間には懐かず

甘える時と

何かしらの要求がある時には私、

散歩と就寝は母、と

用途を決めていて

私達のスケジュールを完全把握。

日中は母のベッドで爆睡し

散歩のパワーをチャージして
母が帰宅する午後4時頃になると起き出し
玄関や窓をうろうろし始める。
四季で外の明るさも変わるのに
大きく外れることなく午後4時を感じるなんて
本当に感心してしまう。

そんな素晴らしい体内時計の能力は
別にこつぶだけが優れている訳ではなく
ほぼ全ての猫に備わっているので
ちゃちゃも
毎朝同じ時間に私を起こしにやって来る。
雪かきのない時期の私の起床時間は6時半なのだけど
目覚まし時計が鳴る10分くらい前には
ちゃちゃ時計が発動。
毎朝
あと10分寝れたのに、と思いながら目覚める
…のだけど
実はちゃちゃ時計の性能は中の下。
時々誤差が発生する。
今朝も5時台に発動したちゃちゃ時計のせいで
あと10分どころか、あと1時間以上寝れたのにぃぃぃ!と
泣きそうになった(笑)。
ちなみに大きな誤差で
早朝から私を悲しませたとしても
全く気にしないちゃちゃ時計は

朝ごはんをたらふく食べて
食事が終わるとさっさと寝てしまう。
それを横目に見ながら
ちゃちゃのは体内時計というより
ただの腹時計なんだろうなぁ、と溜息なのだ。

ちなみに
↑モコには
体内時計という機能も
空気を読む機能も備わっておらず
人間の言葉を理解する能力も著しく低い。
なのに
マグロの鮮度や種類を感じる能力、
かつお節の種類を感じる能力はズバ抜けていて
一嗅ぎで
コレはメバチマグロではないから食べません、となる。
必要な機能が皆無なのに
余計な機能だけは超高性能のモコを見ていると
精度の悪いちゃちゃ時計の方が100万倍マシだよね、と思うものの…
本当はあと1時間寝られたのになぁ、と思ってしまう気持ちは
どうしてもなくならないのでありマシタ。