以前私がこつぶの為に手作りした猫ベッドは

今やすっかりモコ専用。
飾り棚の上の猫の巣は
ノラさんが入り浸っているし、で
こつぶは母のベッドにいることが多かった。
しかし
時には違う場所で眠りたくなるのが猫。
新たな寝床を求めてうろうろし続けた今日のこつぶは

リビングの隅にある棚の上の巣に入った
…のだが
明らかにサイズオーバーなので
お尻が丸ごとはみ出していた(笑)。
そんな小さな巣に無理矢理入らんでも
あなたのサイズに合った巣は
他にもいっぱいあるでしょ、と思うけれど
違う巣を勧めても無駄なので
温かい目で見守ることにした。


自分の体のサイズを理解せず
狭い場所に潜り込むのは猫の習性である。
お尻が丸ごとはみ出しているくらいは
何てこともないのだ。
でも時には
その狭い場所好きが災いして
ズボンの裾や洋服の袖に入ってしまい
自力で出られなくなっていることもある。
よく
猫は犬と違って自立心が強いから
ある程度放っておいても大丈夫、と言われるけど
こういうこともあるので要注意なのである。
ちなみに
猫は嫌なことは忘れない、と言われるけれど
こつぶの場合
セーターの袖にハマって
身動きがとれなくなったことは
全く覚えていないらしく
同じようなことを繰り返して
洋服やズボンにハマっていた。
さすがに今は
明らかに危険だな、という場所には入らなくなったが
自分の体のサイズを理解するまで
約10年もかかったんかい、と
突っ込みたくなる。
そして約10年たった今も
丸ごとはみ出しているお尻を見ると
まだまだ発展途上なんだな、と
ちょっと笑ってしまう私なのでありマシタ。