モジャに
予期せぬ襲撃を受けたチャッシーだが
今も毎日何度も野良猫亭に通って来ていて
エサをモリモリ食べている。
確認してみたが怪我はないようだ。
勿論モジャも
母のいない隙に来店しているから
鉢合わせする危険性は高いけれど
来店すればホイホイとエサを出してくれる場所は
きっとココだけだろうから
両者とも常連をやめる気はないらしい。

勤勉なこつぶのニャルソックによって
猫たちの来店は分かるので
私に出来ることは
鉢合わせしないように
来店したらサッサとエサを提供することと
もしも鉢合わせしてしまったら
モジャがチャッシーと茶トラを襲撃しないように
仁王立ちで見張ることくらい。

一応チャッシーも
警戒心MAXなので
落ち着かない食事になってしまっているけれど
私は母と違って中立なので
これも仕方ないことなのだ。

ちなみに母はモジャを
キチガイの暴君だと思っているようだが
モジャは今もママに対しては
一度も攻撃をしていないし
今まで通りレディーファーストを貫いているし
私が仁王立ちしていれば
チャッシーと茶トラに飛びかかることもない。
そんなモジャの姿を見ていると
こつぶよりも紳士的なのに
キチガイ扱いされるなんて
本当に可哀想だ、と同情してしまう。
モジャは
本能に従って縄張りを守っただけだから
悪くないのだ、と
母に理解させる為には
一体どうしたら良いのやら…なのでありマス。