姪の息子Yの滞在が
長期に渡っているので
こつぶもノラさんも
その存在にすっかり慣れた
…と思っていたのだが
先日Yはキッチンのテーブルで
iPadを使ってゲームをしていたところ
突然テーブルに飛び乗ってきたこつぶに
噛みつかれてしまった。
勿論本気ではないので
カプッと一度噛み付いただけなのだけど
ちょっと血が滲むくらいの噛みつき方をしたこつぶは
その後しこたま怒られた。
Yも、Yの目の前に座っていた母も
何故こつぶがそんなことをしたのか
全くわかっていなかったのだが…
私は正直
最近のこつぶの苛立ちを感じていたので
やっぱりね、と思っていた。

順応性の高いノラさんと違い
こつぶは頑なな性格で
変化を嫌い
いつもの日常のルーティンをこなすことに命を懸けている。
彼のルーティンとは
朝に母と散歩に行ってエサを食べたら爆睡し
日中は私に甘え
夕方また母と散歩に出かけてエサを食べ
母を踏み潰しながらフミフミする就寝の儀式をして寝ること。
そこに他人が介入することは
こつぶにとってはストレスでしかないのだけど
Yを我が家で預かるようになってから
Yは散歩にもついてくるし
最近はこつぶのリードを持ちたがるので
散歩も満足に出来ず
しかも母は最近
何故かDSの脳トレにハマって
こつぶが何かを要求しても無視し続けるから
こつぶのルーティンは滅茶苦茶なのだ。
だからこつぶが
諸悪の根源はYだ!と思って
噛みついたのも分からないでもない。

ルーティンも滅茶苦茶なのに
ノラさんと仲良くしようとしても
猫パンチをされて
こつぶのストレスはMAXだろう。
それは分かるけど
だからといって
一番弱い存在のYに噛みついていい訳ではない。
…っつーか
諸悪の根源は
どう考えても母なのだから
噛みつくなら母に噛みつけ!なのである。