動物は去勢手術さえすれば欲求がなくなる、とか
発情しなくなる、と思っている人が多いのだが
実は去勢手術をしても
スプレー行動を続ける猫はいるし
発情して牝猫を追い回す猫も多い。
勿論
去勢手術をしてから
そういう行動を一切しないまま
一生を終える猫もいるから
一概には言えないのだが
これから猫を飼おうか、と考えている人は
去勢さえすれば
静かでおとなしくなる、とは考えない方が良いと思う。

ちなみに我が家のこつぶは
スプレー行動を覚える前(多分8~9ヶ月頃)に去勢手術をしたので
今もスプレー行動は一切やらないが
最近発情してきたらしく
隙あらばノラさんにマウンティングしようとしている。
そんな危険な猫になってしまったこつぶから
ノラさんを守る為に
私は日々目を光らせているのだが…
今日はちょっと油断した隙に
こつぶがノラさんにマウンティングし
がっぷりと首筋に噛みついていた。
そしてそれを止めようとした私の右腕に掴みかかり
噛みついて高速猫蹴り蹴りをかましやがった。
その結果がコレである。
こつぶは抑えきれない本能に振り回されているだけで
悪気はないのだろうが
もしも私以外の人だったら
この程度の怪我では済まなかっただろうと思うと
ちょっと怖くなってしまった。
こつぶも大変なのかも知れないけど
襲われ続けるノラさんも大変。
そして血塗れにされる飼い主はもっと大変だ。
今以上に発情するようなら
ホルモン治療も考えなければ、である。