極寒の冬

寒さが厳しい部屋で寝られない!とばかりに

ちゃちゃは私のベッドに来なくなって

母の部屋の押し入れの中で寝ていたのだけど

すっかり暖かくなった今
ちゃちゃは
また私のベッドで寝るようになっている。
早朝に私をたたき起こし
朝ご飯を食べたら
またベッドで二度寝しているし
私が就寝しようと部屋へ行くと
ベッドのド真ん中で寝ているちゃちゃを見て
もうコレは私のベッドではなく
ちゃちゃのベッドだよ、と苦笑いの日々である。
ちなみに私の毛布は
ちゃちゃが毎日寝ているので
本来の猫ベッドより毛だらけ。
だから朝晩の抜け毛取りは欠かせないのだけど
それでも全ての抜け毛を取りきれないから
私がベッドに入って寝ようとすると
顔に抜け毛がまとわりついて
痒いし気になってなかなか寝られない。
ちゃちゃのベッドで寝かせていただいてる、と割り切って我慢しているけれど
正直
猫ベッドがあちこちにあるんだから
そっちで寝てくれよ、と思うのである。

一方
未だに里親が見つからず
今も我が家でエサをもらいながら
野良猫生活を満喫している1号は


庭のアスパラ畑をベッドにしている。
うちのアスパラ畑は無農薬・無肥料で育てているので
抜いた雑草を緑肥として
そのままアスパラ畑に放置してあるから
それがちょうど良い枯れ草ベッドになって
寝心地が良いらしい。
ただ
アスパラ畑でガッツリ寝る1号が
頭を出したばかりの小さなアスパラを
ボキボキ折ってしまうから
困ると言えば困るんだけど
それでも私が毎日食べても食べ切れない量の収穫がある訳だから
それぐらいいーか、なのである。

私自身は
毛布にこびりついた抜け毛や
深夜に叫ぶノラさんや
いまいちフィットしない枕で安眠出来ないというのに
1号の為に
毎日せっせと雑草を抜いて足し
アルプスの少女ハイジのような干し草ベッドを作り
ちゃちゃの為に
グチャグチャにされた毛布を直して
抜け毛をとって
丁寧にベッドメイクして
彼らの安眠に尽くしている私。
猫の安眠も大事だけど
私もたまにはゆっくりじっくり安眠したいわ、と
しみじみ思う今日この頃なのでありマス。