免許皆伝ってよく聞きませんか
一般的に免許皆伝と聞くと
すべて習得し終えたという印象ですね
でもそこで終わりじゃないんです
私も皆伝のお免状をいただいた際に
師匠に言われました。
よく免許皆伝って聞くでしょ?
その皆伝のお免状が
今回のお免状なんですけどね、
ここで終わりじゃないの
ここからが始まりなのよ
がんばってね
と
そうなんです。
免許皆伝は教えて頂く立場で修了を意味しますが
指導する立場の免許に関しては
そこからがスタートです
そしてお箏の先生って
どうしてお三味線も弾けるのか
不思議じゃないですか
実は、皆伝まではお箏とお三味線と
別々のお免状で進んで行くのですが、
その先に進むにはそれぞれが
皆伝までいただいている必要があるんです
両方とも皆伝までいただいたら、
初めて人に教えても良いですよと言う
助教というお免状をいただけます。
ただ、意味合い的には
助教は教えることを許す
という内容なのですが
助教で教えている方はいないと思います。
というか、私も師匠に
「教えることを許すお免状だけど、
助教で教えるのはちょっと早いわ」
と言われました(笑)
その次に教師というお免状があり、
宮城会では教師をいただくときのみ
試験があります
この教師試験にもちょっとしたエピソードが
この教師試験をクリアし、一定期間精進して
講習を受けたりいくつかのステップをクリアすると
師範のお免状をいただけるという流れです。
こうしてお免状のことを振り返ると
やっぱりこうしたシステムって
大切だなと思います。
宮城会が
芸の継承・心の継承
をモットーに活動している訳ですから
私もしっかり継承していかなければなりませんね
今まで頭の中でいろいろと考えていたことを
整理しながらブログを書いています
今回こうして書いたので
お免状に関してしっかりと
準備をしていこうと思います
最後までお読み下さりありがとうございます
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ぜひお気軽に
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