七小町で歌われている世界三大美人
小野小町に関する伝説ひとつめ
草子洗小町(そうしあらいこまち)
蒔かなくに
何を種とて 浮き草の
波のうねうね 生い繁るらん
草紙洗いも 名にし負う
んんん?
そのまま読んでも全然わかりませんね
蒔かなくに
は、蒔かぬ種は生えぬということで
準備や努力を何もせずに
良い結果は得られるはずがない
という意味
宮中での歌合せが行われた際、
小野小町の対戦相手大伴黒主が
小町には勝てないと思い
小町の家に忍び込み、
唄を吟じているのを盗み聞き
万葉集に書き込み
当日に
それは万葉集に載っているから
盗作だ
と訴え出たとのこと
すごい精神の持ち主ですね
でも小野小町の方が賢かったので、
嘘を見抜き
その万葉集を洗ったところ
新たに書き加えた文字は
流れて消えてしまった
そして負けを認めざるを
得なかった〜と言うお話
やっぱりズルはできませんよね
最後までお読み下さりありがとうございます
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