古典 ままの川
菊岡検校作曲です
作詞は宮腰夢蝶。
川の流れに身を任せるような
成り行き任せの遊女の心を歌っています
遊女
古典の歌詞ってけっこうそういう
大人な歌詞が多いです
なので、
子供には歌わせられないなー
なんて思ったりします
夢が浮世か 浮世が夢か
夢てふ里に 住みながら
人目は恋と 思ひ川
嘘も情も ただ口先で
一夜流れの 妹背の川を
その水くさき心から
よその香りを衿袖口に
附けて通へば なんのまあ
可愛い可愛いの烏の声に
覚めてくやしき儘の川
儘(まま)には
成り行きに任せること
などの意味がありますね
じっくり読むと
うーんと思いますが
そんな思いを歌うから
味のある曲になるのかも
しれません
レッスンでは歌があって
よくわからず難しいイメージで
敬遠されがちな古典ですが
やっぱり古典も弾いていきたいです
最後までお読み下さりありがとうございます
レッスンや演奏依頼についてのお問合せなど
ぜひお気軽に
人生は選択の連続
お箏のある人生を
お三味線のある人生を
