ガラスのピラミッドでの
演奏についてです
1曲目のハバネラ
購読している邦楽ジャーナルに
箏三重奏の楽譜が載っていて
そんなに難しくなさそうだし
かっこいい曲だしと言う
安易な気持ちで選曲しました
いざ練習してみると
なんと調絃がほぼ半音ずつの並び
箏柱が
こんなに密集してました
半音ずつと言うことは
ソファミ
と続く音階を弾くにも
本来なら
三二一と順番に弾けば良いものが
五三二
と変則的に糸が飛ぶのです
三二一ってミニーに見えますが
ミニーじゃなくてさんにいちです
と言うことで、
楽譜からひと時たりとも
目が離せない
緊張マックスの調絃でした
最初はハバネラ
最後はリベルタンゴで
かっこよくまとまりました
リベルタンゴの途中の掛け合いの
弾き方はほんとに考え考え考えました
お箏は親指メインなので
普通の弾き方では
どう考えても間に合わない動き
2つの音を出したいけども
合わせ爪の連続では
どう考えても間に合わない連続音
カッコ良いピアノソロのあとに
ドンっと出てくるお箏ソロ
そしてまたピアノが
かっこよくつないでくれる
そしてまたハイッお箏
そんなやりとりが続きましたが
特訓の成果で(笑)
うまくハマり、決まりました
ほんとよかったです
終わりよければすべてよし
伝統を守りつつ
意外性のある曲も弾いてみる
これを続けていくと
お箏ファンも増えそうです
そしてなによりお箏の音色が素敵
自分自身も
キレイだなぁと思いながら弾いてます
聴いてる方も同じように
感じていただけると思い
やっぱり日本人にはお箏でしょと
思ったりしてます
photo by 上村幸将
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