春の海を演奏する際
本来はお箏と尺八の曲なので
尺八の先生にお願いしますが
例えば今回のように
箏二重奏コンサートなどの際は
箏✖️箏で演奏します
お箏で尺八パートを弾いてしまうんですね
普通のお箏同士でももちろん良いのですが
音域や音色が同じものよりも
少し違う音色の方が引き立ちます
と言うことで
いつも私たちが使うのは
ソプラノ箏です
普通のお箏より
何十センチか短く
糸も細い糸にしているので
キラキラ
とした音が出ます
今回春の海をお箏同士で弾くので
久しぶりにソプラノ箏を出してみました
あまりに久しぶりに出したので
糸が切れたりしていないか
ちょっとドキドキしましたが
変わりなくて安心しました
と言ってもこの楽器は
私の師匠から預かっているもので
ずーっと私のおうちで保管しています
もう少し太い糸にすると
音がもっと通るようになるそうですが
まだ糸を換えていません
ちなみに二重奏のときは
こうしてソプラノ箏を出してきますが
もしも独奏のときは
1人春の海になります
1人でお箏パートも尺八パートも
弾いちゃうんですね
慌しいですが春の海感は
十分に出せます
今月は1人春の海も演奏する
機会がありそうです
いろいろな春の海を
お楽しみ下さい
最後までお読み下さりありがとうございます
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