みなさん、お箏の楽譜は見たことがありますか
五線譜の場合、
4分音符
8分音符
16分音符
などを習い
全音符は4分音符が4個分ですヨ
2分音符は4分音符が2個分ですヨ
4分音符は8分音符2個分ですヨ
などなど、音符の長さを覚えるお勉強もあります
お箏の楽譜はどうでしょう
音符の種類の勉強は
ありません
1つの枠に音が1個しかなければ1拍に1つ
(つまり4分音符)
1つの枠に音が2個入っていれば1拍に2つ
(つまり8分音符)
4つ入っていれば16分音符
という解釈になります
3個入っていればそれは3連符です
なので、1枠を1拍として捉え、
書いてあるだけの音を弾くと
曲が成り立つようになっているんですね
そして五線譜にあるような付点などもありません
それではどうやってそのリズムを把握するのかと言うと・・・
なんとなくそれっぽく書いてるんですね
1拍の下の方で弾けば付点っぽいリズムになる
という解釈です
一見分かりづらいようにも思いますが、
とっても合理的です
ただ、たまーに
「ちょっと下にずれているような?
ずれていないような?」
という微妙に見えるときもあるのが
悩みどころではありますが
また、曲の解釈により
同じように書いていても
ちょっとニュアンスを変えることがあるのも
邦楽の魅力のひとつなんでしょうね
最後までお読み下さりありがとうございます
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