演奏会の舞台裏のお話です
2部の2曲目だった私たちは、
1部と2部の間の休憩時間に
舞台裏へ移動しました
1曲目が始まる頃には舞台裏にいる
予定でした
出番が近くなったら舞台裏本部あたりで
お待ち下さい、ご案内します
と言われていた気がするのですが
本部に行ったら
舞台裏に直接行って下さい、と
あれー
舞台ってどこから入るのかしら
なんせ初めての国立劇場
楽屋練習のときにきちんと確認していなかった
だめだめお世話係(私)
本番に間に合わなかったらどうしよう
いや、子供達を不安にさせちゃだめ
平静を装いつつ1人で焦り
幸いそんなに離れていないところだったので
すぐにたどり着き、
私たちの次の曲の方々が並ぶなか
「通して下さ〜い💦次なんです」
と急いで舞台裏へ
着いたらすでにお箏が並んでいて
(あらっ回転舞台
)
↑札幌にはありません
(急がなきゃ)
「みんな、お爪つけてね〜」
(焦りは見せません)
と指示しつつ、
ちょっとお箏の配置を直してもらい
「いいよ、楽器の前に座ってね」
と座らせ。
お着物2人の襟元を直したり
座ったあとの袂を直して
見た目も整えたところで前の曲が終了
「はい、回転します〜」
「みんな、お爪大丈夫ね
行ってらっしゃい」
無事に180度舞台が回転し、幕前へ
幕が開き、お辞儀もバッチリ揃って
演奏が始まりました
(あ〜間に合ってよかった)と
ホッとひと安心した瞬間
驚きの事態に気が付きました
(息子くんに蝶ネクタイつけるの忘れた・・・)
(え、ベストは着てるけど前のボタン締めた)
舞台袖からの見守りだったので
正面からの姿を確認できません
(どーしょー)
と思いましたが、
もう演奏が始まっているので
どうすることもできません
もう仕方ない笑
諦めも早い私です
演奏はバッチリ
ずいぶんとラフな格好で
舞台に立たせてしまいました
しっかりと本番をやり遂げ
お世話係としては合格のはず。
ですが
衣装のチェックが不十分で
母としては、、、
やっぱりこう言うときは
演奏の方に全集中してしまいますね
演奏後、回転しながら戻る
キッズ達
いろいろなことが起こりますが
それもまた良い思い出です
(ポジティブ)
最後までお読み下さりありがとうございます
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