札幌市にある箏・三味線教室 結生の会です🤗
いつもお読み下さりありがとうございます
突然ふと「春の海」の出だしが頭に流れたので
今日は春の海についてご紹介いたします
春の海と聞いて「あ、あの曲ね」
とイメージできる方はどれくらいいらっしゃるでしょう
もしかすると半分くらいの方なのかもしれません
ですが、曲を聴くと・・・
以前のものですが娘ちゃんの鉄琴との合奏動画
きっと全員に近いみなさまが「知ってる」と
仰ると思います
お正月には、テレビから街中から、至る所から
この春の海が流れていますね
この春の海は昭和4年に
宮城道雄(みやぎみちお)先生により作曲されました。
宮中の歌御会始(うたごかいはじめ)の勅題
「海辺の巖」(かいへんのいわお)
に因んで作曲された、箏と尺八の二重奏です
宮城道雄先生が広島県福山市の鞆の浦を訪れた際に感じた、
瀬戸内海の島々の綺麗な感じ
のどかな波の音や船の艪を漕ぐ音
鳥の声などを盛り込んだ曲となっています
発表当時はそれほど好評ではなかったと言うのは、
なんだか有名あるあるな話ですね
昭和7年にフランスのヴァイオリニスト
ルネ・シュメー氏が来日した際に
その春の海を大変気に入り
日比谷公会堂で二人で共演した
春の海が大変な評判となり
日本のみならず世界でも
レコードが大好評だったのだそうです
ここまで日本人に浸透している曲は
なかなかありませんね
なので、演奏の機会もとても多いです
あなたも春の海を弾いてみませんか
最後までお読み下さりありがとうございます
人生は選択の連続
お箏のある人生を
お三味線のある人生を