札幌市にある箏・三味線教室 結生の会です🤗
いつもお読み下さりありがとうございます
地唄の名曲で「黒髪」と言う曲があります。
そのまま「くろかみ」と読みます。
短い曲なので楽譜は2曲で1冊です
黒髪の むすぼれたる思いをば
とけて寝た夜の枕こそ
ひとり寝る夜の仇枕
袖は片敷く つまじゃと云ふて
愚痴な女子(おなご)の心と知らで
しんと更けたる鐘の声
ゆふべの夢の 今朝さめて
ゆかし 懐かし やるせなや
積もると知らで 積もる白雪
どんな歌でしょう?
伊豆に流された源頼朝は、身元引き受け人の伊東祐親(すけちか)の娘・辰姫と恋仲になります。
ですが辰姫は自分の気持ちを押し殺して、源氏再興のために頼朝に北条政子との結婚を進言しました
頼朝と政子を二階の寝間へ上げ、ひとり髪を梳きながら悲しみと切ない嫉妬の思いに狂おしくなっていくという場面の曲
頼朝のために自分の気持ちを押し殺す。。。
切ないですね
源氏再興のためには仕方なかったのかも知れませんが、、、歴史にはこうした人々の思いが様々含まれているのでしょうね
皆さんだったらどうしますか
私は、まず政子さんと一緒になることは勧めず、
別な方法を考えたいです
耐えられません笑
なんて私のような考えでは名曲が生まれる訳がありませんね
この「黒髪」は艶歌の代表として
現代に受け継がれています
名曲と言う言葉がぴったりです。
私がこの黒髪を素敵に演奏できるようになるには
あとどれくらいの年月がかかるでしょう
最後までお読み下さりありがとうございます
人生は選択の連続
お箏のある人生を
お三味線のある人生を