札幌市にある箏・三味線教室 結生の会です🤗
いつもお読み下さりありがとうございます
漢字の使い分けのお話です
以前、おことはお箏なのかお琴なのかということをご紹介しました
今日はいと(げん)についてです
楽器の「げん」と聞いて思い浮かぶのは
弦
の漢字ですね
ですが私たちは十七絃箏、二十絃箏、そして三絃などと言うように、
絃
と言う糸へんの漢字を使います
※地唄箏曲の分野では三味線は三絃と言います
弦と絃は江戸時代では両方使われていたそうです。
そして明治以後は「絃」の方が主流で、
弦楽器は絃楽器
管弦楽も管絃楽だったんですね
ですが、その後に弦が常用漢字となったために弦という漢字が主に使われるようになった、ということなんですね
ちなみに「絃」という漢字は常用漢字ではありませんが、平成2年に人名用漢字にも追加され、名前には使えるようになっています
ちなみに、弦の字が常用漢字なので、十七弦や三弦と書くことも間違いではありません
その先生によってお好みで使い分けているのかと思います
漢字もまた歴史があり奥深いものですね
最後までお読み下さりありがとうございます
人生は選択の連続
お箏のある人生を
お三味線のある人生を