札幌市にある箏・三味線教室 結生の会です🤗
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今日はお箏の歴史について少しご紹介したいと思います
お箏は、奈良時代に中国(唐)から雅楽が伝わった際にその合奏楽器として日本に来ました
平安時代には貴族の間でたしなまれ、源氏物語や枕草子にも登場しています。
その後様々な改良がなされ、いま私たちが使っているような現在のお箏に至ります
(だいぶ端折ってすみません)
現在では雅楽で使うお箏は楽箏(がくそう)と呼ばれ、私たちが弾いているお箏とまた別なものとなります。
さてお箏の曲で有名な「六段の調べ」と言う曲があります。
六段に始まり六段に終わる
とも言われる、大変奥の深〜〜〜い曲です。
これは八橋検校(やつはしけんぎょう)による作曲ですが、この八橋検校が箏曲(そうきょく)を芸術的な音楽として完成させたと言われております
八橋検校:1614年〜1685年
1685年、何があった年でしょう
あの有名なバッハ(Johann Sebastian Bach)が生まれた年です
バロックの時代にはすでに六段の調べが作曲されていたんですね
そしてこの八橋検校さん、あの有名な京都の銘菓「八ツ橋」の名前の由来となった方です
そしてそして
その銘菓「八ツ橋」はお箏の形なんですね
なんとなく今は生八ツ橋の方が有名になっている気もしますが、生八ツ橋ではなくて焼き菓子の方の八ツ橋もまた食べてみたいなと思います
京都の銘菓「八ツ橋」
最後までお読み下さりありがとうございます
人生は選択の連続
お箏のある人生を
お三味線のある人生を