札幌市にある箏・三味線教室 結生の会です🤗
いつもお読み下さりありがとうございます
お箏の各部位の名称は、ある生き物になぞらえて付けられていることをご存知でしょうか?
さて、どんな生き物でしょう
神の使いと書いたこともヒントです
長いですね
中国から来ましたね
神の使い・長い・中国
答えはもうわかりますね
龍です
長いお箏の弾く側が「頭」、向こう側が尻尾と見立て、各部位の名称が付けられています
頭(弾く側)はこんな感じです
龍頭(りゅうとう)と読むこともあります
しっぽはこんな感じです

普段は見えませんが、横はこんな風になっています

猫足は座奏のときのみ使います
龍舌の部分は、蒔絵になっていたり螺鈿細工が施されていたり、個々で違います
私のお箏には名前の恵子の恵の文字が入っているんですよ
ただ、この部分は普段は口前カバーを付けており隠れています。
演奏の際は口前カバーを外していますので、お箏を演奏されている方を見かけた際はぜひ舌(ぜつ)をチェックしてみて下さい
〈最後に〉
お箏は使わないとき壁に立てかけて置くことがありますが、尻尾部分は丸みを帯びているため、立てかける際は頭を下にして立てかけます
逆にしてしまうと倒れてしまいますのでご注意下さい。
最後までお読み下さりありがとうございます
人生は選択の連続
お箏のある人生を
お三味線のある人生を