札幌市にある箏・三味線教室 結生の会です🤗
いつもお読み下さりありがとうございます
先日お箏の糸についてお話ししました。
じゃあお三味線の糸はと気になりますよね
お三味線の糸は絹糸ですが、お箏と同様にテトロン、そしてナイロンなどもあります
↑一の糸、二の糸、三の糸
太さが違いますね
練習のときはテトロン糸で舞台の時だけ絹、という方もいらっしゃいます
私は普段から絹糸を使いますが、やはり切れてしまうことはよくあります湿度にも弱いですしね
なので、お三味線の糸は私も含め、皆さん自分で交換しています
どうしてお箏はテトロンなのにお三味線は絹糸を使うのと不思議ですよね。
絹糸の音色が一番なのは言うまでもありませんが、それだけでなく弾き心地が好きなこと、そして、
爪のためと言うのもあります。
ここで言う爪は自爪のことです
左手でツボを押さえるときは「指」ではなく爪で押さえるんですね。
指を立てて爪の部分で押さえています。
そしてただ押さえるだけではなく、擦ったりはじいたりいろいろな奏法があるので、爪が消耗していくんです
(スリが1番消耗します)
お三味線を弾いたあとは爪がガタガタ
しっかり素材のテトロンやナイロンよりも絹糸の方が爪の消耗が少ないため、私は普段から絹糸を利用しています
3の糸は1袋に5本入っています
最後までお読み下さりありがとうございます
人生は選択の連続
お箏のある人生を
お三味線のある人生を