今日は看護師になった話ではなく…
寄り道します
大学生時代
マクドナルドの
アルバイトをしていました
時給は
多分650円だったかな
安かったけど
3年以上続けた理由は
希望時間に勤められる
やりがいをとても感じる
これだけ
新人の女性は
必ずカウンターから
仕事を始めます
お店は
商業施設のある
メイン道路とアーケード沿いで
めちゃくちゃ目立って
混むお店
自動ドアをくぐると
すぐカウンターで
座席は2階
カウンターはお客様の並ぶ位置から
少し高い場所にあるので、
ちょっとした
ステージみたい
演劇部出身の
私は
笑顔でお出迎えするのも
いらっしゃいませ〜
と元気な声で挨拶するのも
並んでいるお客様から
見られるのも
ぜんぜーん平気でした
でも、致命的だったのは
出身の秋田には
マクドナルドが無い
出来たと同時に宮城県へ
私は
マクドナルドのメニューに
馴染みがなく
そもそも
ハンバーガーとか
ポテトとか
食べたこと無い
商品を覚えるのに
ちょっと苦労
でもあの頃は今みたいに
メニューが沢山無かったので
助かりました
チキンタツタが
メインメニューに入っていた頃
女性のお客様から
サラダは無いんですか
と言われて
コーヒーも
美味しくない(ごめんなさい)
時代でした
そして
「スマイル0円」があった頃です
レジにはスマイルの
ボタンがありました
もちろん
注文があったら
押しますよ
だいたい注文するのは
中学生の男子のグループで
ふざけて注文します
それにも笑顔で答えます
マクドナルドは
マニュアルや
アルバイトの管理が
しっかりされていて
テストを受けながら
上のランクを目指していきます
ランクが上がると
時給が10円上がりました
女性は客席係として
”スター”というランクがあり、
それも経て
最終的には
”スイングマネージャー”になりました。
バイトながらに、
社員のように店の切り盛りをします。
自分が
お客様の動きを見て
これから混むのか空くのか
時間をみて
全て判断して
バーガー類のストックは
どうするか
今のうちに客席を
綺麗にしておくとか
すべき仕事を
指示します
責任ある仕事をして
それが
上手くいくと
気持ちが良いですよね
ある意味
バイトだったから
出来たと思います
社員だったら
もっと多くの責任がのしかかり
とても無理でした
事実、社員さんは
休みもほとんど無く、
夜遅くまで働いていました
あとは
ハッピーセットの
おもちゃの飾り付けとか
お客様にこうしたら
喜ばれるのではないかとか
アイデアが良ければ
どんどん
やって良いよ
というところだったので
もう楽しくてしょうがない
誰かの指示で動くのではなく
自分で考えて行動する
とてもやりがいを感じて
それが私らしさ
だったのですね
そして、
ついにその頑張りが
報われる日がやってきました
マクドナルドには
AJCC(オール ジャパン クルー コンテスト)
という大会があり、
カウンター部門で2回出場し
1回目は審査員特別賞
2回目は優勝し
ハワイ旅行に招待されました
生まれて初めての海外旅行
見るものすべてが
キラキラしていて夢のようでした
もちろん
ハワイのマクドナルドにも招待され
ビッグなハンバーガーと
店員さんのおおらかさに
スケールの大きさを感じました
今思えば
この時に学んだ接客やサービスが
今の仕事である
看護師
ケアマネージャーの
ベースになっている
と実感しています
お客様が何を望んでいるか
瞬時に判断して
動く
言われてからでは
ダメなのです
そうそう
これこれ
どうして
私がこうして欲しいって分かったの〜
と相手に思って貰うこと
それが
通じたと感じた時が
最高です〜
今では
1年に1回
マクドナルドに行くか行かないかですが
店員さんの働きぶりが
めちゃくちゃ気になります