ピアニスト「花房晴美さん」/Spriteをやってほしい
金曜日夜、東京文化会館へ足を運び、花房晴美さんのピアノをきいてきた。久々だなぁと思いつつ、20代はよくいろいろここに聴きに来ていたことを思い出した。当時となにも変わってないきがする・・・・古きよき東京文化会館。
(本当はなにかが、かわったのかもしれないけれど)
さて、初めて演奏を聴かせていただいた。
最初の曲は
・ファリャ:ヴァルス=カプリス(1990)
柔らかい独特のタッチから紡ぎ出されるピアノの音色に感動した。うまいとかいう感覚をこえていて、客席からみていて、聴いていて、素晴らしかった。
コンサート前(29日ね)の私にはよい刺激になりました。
と、中略して、最後の2曲は、
ピアノとオーボエとファゴットのトリオ。
ファゴットいいね・・・・素敵な女性演奏家でした。いい音してた。お名前は、中田さん。
オーボエも、素敵な男性演奏家でした。わたしのコンサートに出演してくれた若松さんに負けずと劣らない素敵な演奏でした。荒川さん。格好よかった。
どちらも聴いたことのない楽曲でしたが、バロック音楽か?というくらい音数が多かったかな。ある意味プログレ(!?)
フランセ:オーボエ、ファゴット、ピアノのための三重奏(1972)
プーランク:オーボエ、ファゴット、ピアノのための三重奏(1926)
タイトルこれでした。個人的には、最後の楽曲が秀逸だった。演奏がね。きてよかった。そう思えるコンサートでした。
あそこまで、ひたすら演奏させてもOKなんだということが・・・・わかったしだいです。にやり。ファゴットとオーボエは、いくら音細かくても問題ないと。にやりにやり。
やっぱり生演奏はいい。
コンサート前には、あと2回生演奏を聴きに行く予定。
オーケストラと、箏かな。よい刺激になります。
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「Spriteをやってほしい」という要望
毎回同じ編成で、同じ曲をやっていきたい思いは強いのですが、やっぱり音楽家として、アーティストとして、いろいろな私の楽曲を聴いてもらいたい。ということで、毎回違う編成、違う内容になってしまいます。
初めてきた方が、アンサンブル好きなのに、ソロコンサートだったり、ソロが好きなのに今回のような二重奏コンサートだったり、これはもう「運」としかいえないのでしょうね。
グループとか作れば、毎回同じサウンドで、同じ楽曲でいけるのに。というのは、2005年くらいに一度夢みたことはありましたが。実現せず。
そのへんは、WebのTOPにはっつけてあるYouTubeをご覧になっていただくか、CDで補ってもらうしかないのかな。
http://www.gayo-studio.com/
(ちゃんとハイフンはいってる)
「Sprite」という楽曲が、やはり人気でね。
仕事でもよく演奏するし、コンサートやライブでもやってほしいといわれるのですが、今回は、無理かな・・・・。
ピアノの方がいれば、トリオ(ミニマム)でいけますが、今回のように4人いても、リズムセクション、コードセクションがいないとねぇ。演奏はできるけど、作った本人としては、物足りない。
ギターでもパーカッションでもいけるけれどね。ピアノのかわりに。
というGAYOからの回答をここに記しておきます。
秋のコンサートなので、
2年前の10月につくった
「雁渡(かりわたし)」も四重奏でいいかなとおもったのですが、今回は新曲書いちゃったので「朱韻(しゅいん or あかね)」でいきます。
アンコールいらない系のGAYOとしては、この楽曲をアンコール扱いとして、Endingにもってきますので、「初演」どうぞ楽しみにしていてください。
えー、アンコール扱いですので、「短くて」「演奏簡単(超重要)で」「秋っぽい」3拍子そろった楽曲となってます。楽しみでしょう。楽しみだよね。かも〜ん!
中垣 雅葉 (Gayo Nakagaki)