【30年ぶりの再会】
中学2年5組。私の学生時代で今でも鮮烈に残る1年だった。
箏の人生を選んだ時点で、昔の友人たちとのつきあいがほぼなくなってしまったGAYOである。コンサートにきてくれる顔ぶれをみても、実は、学生時代の友人はいないのだ。
嫌われていたからか?ということはないと信じている。理由は単純。私がみなの連絡先を知らないから。つきあいがないからこそなしえる大技。知らないものは、知らないのだ。
私が知らないということは、もちろん相手も知らないのであろう。
そんな中、突然に、1番輝いていた時代:中学2年5組の友人から、当時の担任である「げんちゃん」を囲んでの同窓会があると連絡があった。そんな大がかりなものではない。数人で毎年集まっていたそうだ。いまメインで書いているFacebookで繋がったのではなく、なんと・・・忘れさられていたMixiでつながった。Mixiメッセージをメールのほうに転送設定しておいてよかった・・・本当にそうおもった。
結果、先生ご夫妻、男性友人2名、女性友人3名、合コンスタイルですね。4人:4人。
あはは。ところがみんなご結婚されていて、お子様も1人~4人とか。もう高校生だとか。タイムスリップしてしまった。
時間が午後の3時。3時から居酒屋さんかい。
(先生が予約してくださったそうで)
お酒を飲む姿をみて、なんというか、なんといえばいいのか。30年という時間を実感してしまった。30年前は誰もお酒を飲んでいなかった・・・はず。
30年前の教え子を覚えているものなのだろうか。教職人生の不思議たるや。この日、顔を出してよかった。喜んでもらえたのがうれしかった。知る人ぞ知るGAYOの心「生きていてよかった」。
みなさまご家庭がある中、今回声をかけてくれた大森さん(野球部男性)と、終電を逃す時間まで語った。彼も音楽(自称:おやじバンド)やっているそうで、今度コンサートにきたいと。ありがとう。くるだけじゃなくて、アンコール参加してくれよ・・・。
※告知
10月25日のMusicasaコンサートでのアンコール参加希望者は、明日30日の23時59分までにご連絡ください。そのあと受け付けないわけではないけれど、GAYOが譜面を書く時間が・・・ということです。
話をもどそう。
調子こいて、気づけば0時5分。ふたりして、そそくさと別れる。最終場所は「町田」というところ。大森さんは、横浜線、終電を乗り過ごしたらしい。あはは。すまん。GAYOは、海老名ではなく、仕事が終わってないのでStudioに戻る。戻ろうとした。
あぁ、そうか。小田急線も上りは早く終わるんだった。そうだった。普段電車のらないので忘れていた。終電まであと2本だけ。20分ホームでまって、「経堂行き」にのる。経堂からどうするよ?このあとにくる最終は、経堂より手前の「成城学園前終点」。
「経堂行き」のりました。玄行先生(今名前を明かす=本人の了承済み=)の飲むペースに腹をくくってつきあったGAYOである。2014年一年分を飲んだのではないかと思う量ではあったが、なんせハイボールと水割りだけだったので、大丈夫だったかとおもいきや、2次会最後のグラスワイン。つい1口飲んだのが敗因。この小田急線「経堂行き」が、辛かった。あぁ、これが悪酔いなのか?新鮮でもあり、辛かった・・・。
そして経堂に降り立つGAYOであった。時間にして、0時40分くらい?
どやっ?
いつものGAYOならここで迷わず「タクシー」なんだけれど、最近走っているGAYOとしては、「歩いてみるか?」と思った、これがすべての始まり。
そもそもこの日は歩くつもりなかったわけで、歩くシューズではなかった。ただ、悪酔いしたから夜風が気持ちよく、ふらふらしながらも、誰もいない夜道を代々木上原のStudioに向かって歩き始めるのであった。
経堂ー千歳船橋ー祖師ヶ谷大蔵
歩いていると、普段気づかない(失礼な言い方だな、GAYO)各駅停車の駅を横目に、てこてこ歩く。知らない道だけれど、とりあえず線路(小田急のこのあたりは上を走っているのでみつけやすい)の位置を確認しつつ歩く。このあたりで、悪酔いがかなり治まって普通の酔いに
なってきた。時間にして1時20分すぎ。
下北沢にはいつつくのだろう?とさらに歩いて行くと、次の駅がみえてきた。
「成城学園前」
・・・・
・・・・
あれ?
もしや、西に、歩いていたのか?
酔いが一瞬で醒めた瞬間。
駅の路線図を確認する。
あぁ・・・・逆に歩いていた。
こんな夜じゃ、だれかに電話して、気分を盛り上げることもできず。
まだ書き上がっていない、ヴィオラとのDuoの曲を作ろうとしても、寂しい現代曲チックなフレーズしか浮かんでこない・・・・。
ここで再度選択。
タクシーor徒歩?
普通はタクシーでしょう。いつも乗ってるのだから。タクシー一択でしょう。
しかし、この日のGAYOは違った。徒歩を選ぶ。
1時半に成城学園前を出る(これじゃ、最終電車でここで降りるのと変わらない)。
さっき通ってきた初めての道をまた戻る。2度目ということで、安心感はあるが、そのかわり、距離感がわかっている分、しんどい。途中途中の自動販売機をチェックしてきたので、帰りはもう興味がない・・・目標(めじるし)にはなったけれど。
そして再び「経堂」へついたのは、2時45分くらい。
再出発じゃ。気合はもう入らないけれど、痛い足をひきずりつつ、30年来の先生、友人たちはもう寝ているだろうと想像しつつ、自分の10月のコンサートの準備がかなり遅れていることを確認しつつ・・・・知らない道へと踏み出すのであった。
テコテコ。テコテコ。
環状七号線がみえたときのうれしさ。あぁ、帰ってきた。
そう、結局、環八、環七、そしてStudioの環六手前と、夜中の散歩を「楽しんだ」GAYOであった。
若くないのだから、無理しないように。自分。
Studioついたのは、4時10分でした。
GAYO
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【10月25日コンサート情報】
GAYOのお喋りコンサート vol.8 (29th CL)
~絃と弦の共鳴~
10月25日(土)代々木上原MUSICASA
18時開場、18時半開演、20時半終演予定
4000円(全自由席)(18歳以下、無料)(学生2000円)
お申し込みはGAYOまたは出演者まで。
gayo@gayo-studio.com
二十絃箏:GAYO
ヴァイオリン:徳島由莉
ヴィオラ:中村紀代子
チェロ:菅野太雅

これは、ヨーロッパ公演用プログラムの準備コンサートで、弦楽四重奏という代表的な形式に挑戦するものです。
今まで、ヴァイオリンとチェロは散々にご一緒して、CDまで出してきましたが、ヴィオラを使ったことがなかったというGAYO。理由は結構単純で、ヴィオラの音域と二十絃箏の音域が全く同じだったから。自分がヴィオラのポジションに入って、ヴァイオリンとチェロに挟まれて、よいサウンド実現。
これでもよかったのだが、やはりヴィオラさんを仲間ハズレにしては、ヨーロッパでヴィオラさんたちに反感がうまれるのではなかろうか。そう危惧したGAYOとしては、今回ちょっとヴィオラに挑戦・・・そんなコンサートです。
四重奏スタイルならば、
・ヴァイオリン
・ヴァイオリン
・二十絃箏(ヴィオラのポジション)
・チェロ
じゃないの?ってまずきかれますが、前述のような理由で、ヴィオラさん入りの四重奏スタイルでやってみようと思います。
正直、編曲に追われていて、プログラムこれっ!と言いにくいところもありますが、DMを作る関係上、決めざるをえないというか・・・・
覚悟を決めないといけないというか・・・・。
DMラフもできたので、Upします。
DM郵送ご希望の方は、
御住所と御名前お願いします。
この1年で転勤、転居された方、
いままできてたのに、こなくなった・・・という方も、連絡先をGAYOまでお送りください。
gayo@gayo-studio.com
また詳細は、決まり次第流します。もう1ヶ月切りました。ひえぇ~
GAYO