Studio近くには、「五行」という居酒屋スタイルのラーメン店がある。福岡・銀座・麻布・代々木上原と、5店舗あるのだが、東京の3店舗が7月~9月にかけて、スタンプラリーをやっていた。もちろん五行ファンのGAYOとしては、制覇したわけで、見事1000円食事券をGET!あはは。
さて、今月10月。あの伝説の月替わり麺「担々麺」がやってきた。矢橋さんプロデュースのこれ。昨年はMAXの売上実績をたたきだしたこの最強の麺。今年の味はいかに!ということで早速試してきた。むふふ。

今年も変わらずいい味。変わらなくていいものもある。そういう事例です。そう、GAYOは昔も今も、そしてこれからも、GAYOのままである、珍しいタイプの人間である。応援どうぞよろしく。
【痛みを受けても】
「痛みを受けても眠ることはできる。痛みを与えれば眠ることはできない」
ある作品の中にでてくる台詞なのだが、GAYOの耳を立ち止まらせた。
痛みを受けたら・・・痛くて、悔しくて・・・眠れないよ。とかいいたいけど、でも眠れるだろうな。うん。逆に、痛みを与えてしまうと、後悔やらでねむれ・・・・いや、眠れるだろうな。
冗談はさておき、「人を傷つけるより傷つけられるほうがいい」武田鉄矢だか昔の歌にあった。小学校の卒業式で歌ったような記憶がある。海援隊かな。たしかにね。この歌のおかげか、私は自分から人を傷つけたことはない(つもり)。まぁ、受け取り方によっては、その限りではないが、受け取るのは私じゃないからそこは知らない。いつも書くけど、受け取り方の問題だと思う。相手のいうことを嫌みにとってしまうなら、それは、言った方が悪いわけじゃなくて、受け取ったほうがよろしくないと思うの。だって、そういう人と友人やってるから。さっさと友人やめればいいのだ。知人にしちゃえ。それが世界平和だ。国同士もそう。駆け引きだなんだやってるから、お互いに顔では笑い腹の中ではどす黒く騙し合いをする。騙されたら知人にすればいい。自分から決して騙しちゃだめ。信用を、信頼をなくすから。全部の国が、友人がやっていても、自分だけはやらなければいい。そこからすべてが始まる。シンプルに考えればいいのだ。人が集まるから社会的団体(国)が成り立つのだから。がんばれ、みんな。そして自分。
で、だから?という文章なのだが、私は2009年秋から冬にかけて、かなりの大きな傷を人から受けた。心に痛みを受けたGAYOとしては、眠れなかった。安眠という言葉はそこから数ヶ月は戻ってこなかった。今?今は大丈夫よ。物理的には結局寝てしまうのだけれど、眠った感覚がないの。心がいつもギュッ!と締め付けられて、人が怖くてね。こういう経験をしたことある人いたら、私と同類だね。仲間仲間(今だから笑って言える)。この経験をした人間は、人をまず傷つけることはないと思うよ。あんな辛いことってないもの。生きているのが辛いという感覚は、人間みな、一度は味わってみるといい。今までの自分の人生を捨てる感覚。怖い怖い。あぁ、怖い。そして人に優しくなれる。心の底から優しくなれる。
そういう仲間を増やしていきたいと思う、今日この頃。
秋の始まり、GAYOは想う。
【金魚展】
先日まで、日本橋で「金魚展」があった。事前情報は調べずにいったので、予想以上に大物でびっくりした。

簡単に説明しちゃえば、金魚鉢をでかくして、ちょっと光をあてたりしてアートにしたというもの。みにいったから、思ったことをかける。見に行かないで批評はできない。たしかにアートといわれればアートと今時はいうのかもしれないけれど、GAYOの立場からみると、これをアートといってしまったら、なんでもアートになっちゃう。アートという言葉の安売りな気がする。イメージとしては、アメリカやヨーロッパなどの日本料理店の真ん中にドンと置くオブジェ!っていう感じ。
好きな人は好き。だから、面白い。でも、やっぱりアートじゃないかなぁ。こういうものに、いろいろな企業がお金を出して応援しているのをみると、やっぱり世の中の感覚と私とはずれているのかなと思う
いやいや、決して、この金魚展が悪かったわけではない。感想としては、いってみて、みてみて、よかったとおもう。見終わったあとが、ちょっとしょぼい感想しか出てこなかった私の感性なだけかもしれない。あはは。
私の音楽のほうが、ずっと奥が深くて芸術なんだけどなぁ・・・・と自分でいっちゃったらおわっちゃうか。もっかい「あはは」
展示会自体はいいのだけど、これを「アート」の領域にもってこられると、なんか芸術っていうものが、とても陳腐なものになってくる感じがある。これは今の世の中そう。格好よく宣伝するために、いろいろな言葉を使う。そういう国だし、そういう経済だしね。
うんうん。わかってるよ。みんな。うん。
けどね、私は自分の音楽は、聴いた人から広めていってほしいの。機会があったらテレビなどでドーンと組曲「夢幻」あたりやって試してみたいけど、それは、聴いた人が感動して、それが人づてに伝わってテレビなどが取り上げればいいの。そんなことしてたら一生取り上げられないかもしれないけれど、だから死後でもいいのだ。でもまだ私は生きているから、生きているうちにいろいろなところで作曲者本人が演奏したいなと想っているだけ。死んだあと、私の知らない人達が演奏してくれるのもうれしいけれど、生きているうちに、もう少しだけ機会がほしいという、GAYOのささやかな願いなのだ。
とまぁ、人様の展示会にいってここまでいろいろ考える自分に拍手。
さて、この秋は少し時間がある。というかかなりある。おかげで、オーケストラやオペラ、歌舞伎、ライブ、展覧会、もろもろいってみたいなと思う。ただ動けばそれだけお金がかかる。oh dear!
【2月の親子ライブ】
2月3日(金)夜
2月4日(土)午後・夜
これは2012年、来年の話。銀座Tactのライブです。
2010年にはじめてやった「子供のためのGAYOライブ」。好評だったのだけれど、2011年にはやらなかった。私の心がしんどかったから。
2012年は大丈夫。たくさんの声をいただいた。もしかしたら本ライブより観客動員が多いのではないだろうか・・・・。ふぅ。それはそれで哀しいぞ。
さて、その子供のためのGAYOライブ。4日(土)の午後公演でやる。時間は3時から1時間くらい?子供(小学生まで無料=12歳までかな?)親は2000円いただきます。・・・いや、ライブハウスって無料でかりられないから・・・スポンサーがつけば、全員無料にしたいのだけど、GAYO個人でやってるもので、ご理解いただきたい。自分に子供を持つ親のつてがないので、この宣伝はどんどん周りの人に伝えてもらいたい。もちろん、GAYOの本来のライブ(夜公演)も一緒に。
演奏時間は1時間くらい。
自分でいっちゃうけど、これはとても素敵な内容ですよ。単純に子供にとっては目の前で音楽に触れる機会。いつもテレビで流れてくるのとは違うサウンドに触れる機会。子供無料なので、どうぞお気軽に!ただし確実に予約で埋まるので、早めにどうぞ。DM出すのは1月なので、出すころには・・・・満席になってると思います。
GAYO
P.S.
「アート」について補足。
金魚鉢が悪いわけじゃないのは、ご理解していただきたい。
同じく日本橋で「室瀬和美」さんの漆の展覧会があった。日本橋三越だったかな。これぞアート、これぞ芸術だと思う。漆のことをよく知らなくても、感銘を受ける。ただ美しいのが、安っぽくない美しさ。ただそこにあるだけで美しい。本来芸術というのはそういうものなのではないだろうか・・・
となると、音楽はどうなるのだろう?あれ?よくわからなくなっちゃう。
生の演奏を耳にしたときに初めて感動が生まれるのかな?でも毎回同じ演奏を機械みたいにできるわけでもないしなぁ・・・。あれ?うーん。
(そして永遠のスパイラルにはまっていくGAYOであった)
P.S.2
いろいろな会社や個人から演奏依頼がある。その半分もお受けできないのは悲しい現実。成立しなかったところには申し訳なく思います。
GAYOのギャラが高いのは、
・オリジナルの曲(日本で私が作り、私しか演奏していない)だから
・GAYOの演奏だから(日本で私しか演奏できない=GAYOは1人しかいない)
・企画内容に沿った選曲構成をできる(経験してきてるからねぇ・・イロイロ)
と、表向きの理由だけでもさくっと言える。深く理解できれば、他にも沢山理由はある。
ので、無駄に値切り交渉してくる日本人には、すぱっとお断りしています。ビジネス感覚で芸術を、音楽をみないでほしいです。どうぞよろしく。
その他の音楽家で代用がきくなら、GAYOには頼まないほうがいいです。GAYOでなければできない演奏、できない曲というのがあるの。そこが唯一後ろ盾のない私が生きていける道であり、また未来へと続く道だと思う。気づけば自分の後ろに一本の道ができているといいな。そして若い演奏家たちの中のだれかが、この道を歩んでくれるとうれしい。
音楽には純粋に向き合ってもらいたい。
そして、自分だけでもできるだけそういう風にありたいと思う。
いつから日本は音楽をファッションにしてしまったのだろう。悲しい現実。
「自分らしく生きていく」
「音と笑顔のあふれる家庭を築く」
「心穏やかに音楽と向き合っていく」
一応これがGAYOの3本柱の人生訓です。