作・演出:いしはらだいすけ
今日から5日(日)まで公演している。
http://blog.livedoor.jp/gekidanhybrid/
場所は、テアトロ・ドソーニョ(いったことないわ。蒲田のあたり)
私は明日の14時の公演にいってみる。
平日昼間だから一番空いているかなと。そしたら案の定、他の日は売り切れだった。
演劇公演っていつも一杯だよね。音楽と違って。出演者やスタッフが多いからなのか?人混み超苦手なGAYOさんとしては、極力お客さんの入りの少ない日を狙うわけだが、きっと当日には一杯になっているのだろうね。
まだチケットあるかわからないけど、興味ある方は、ご連絡を。
(ストーリーきかれても、知りませ~ん!)
P.S.1
この公演には、知り合いが出ている。おばば役の「藤田祥子」さん。昔私と箏をやっていた方。ステージも何度かご一緒している。箏やめて(やめちゃうのがすごい)、演劇に転向した人。通称「さっちゃん」たまに私のライブにもきている。不思議なもんだ。自分の知り合いがステージで違う人格演じているのは。でも違うのだけどやっぱり本人なんだよね。そこが面白い。(観るところが違うか・・・?)
P.S.2
20代は、「笹塚」というところに住んでいた。歩いて15分くらいのところに「下北沢」というところがあり、時間とお金がちょっとあるときはふらっと小劇場にいった。ほとんどハズレだった。何をもってハズレというかは、私の基準(笑)それでもめげずによくいった。ミュージカルもオペラもそうだけど、演劇も総合芸術の一つだと思う。ハズレの中に、たまに「すごいっ!」と思うような演目や演者
に出会ったときの感動。忘れられないな。(といいつつ記憶は薄れているけれど)
一番思い出にあるのは、「すずなり劇場」だっけ?あのカーブのとこにあるの。あそこで男の俳優さんがやっていた独り芝居。ストーリー忘れたけど、感動した。
そんな「きおくに残る演奏」を私もしていきたい。
P.S.3
二日酔いの話。伝説は昨日の日記で書いたけれど。
「なぜ二日酔いになるのか?」
答えは簡単。自分の肝臓の代謝能力を超えてお酒を飲んだから!
あはは。
口から摂取したアルコールは、主に胃と腸からけ血液中に吸収される。アルコールの血中濃度が高くなるにつれて、酔っていくという。高くなりすぎると急性アルコール中毒で死に至ることもあるのだ。伝説3つで記憶をなくしたGAYOは、実は危なかったという。おとといのは、記憶あったからまだ大丈夫という。よしよし。
さて、血液に入ったアルコールは、勝手に外に出て行くわけではないらしい。飲んで毛穴から外に出て行ったら怖い。血も一緒に毛穴から・・・ギャァ
ではどこへいくのかというと、肝臓に運ばれて処理される。人体の神秘。
昔、化学の勉強でやったけど、化学式なんぞはもうとうに忘れた。みれば思い出すかもしれないけれど。肝臓から出るなんちゃらという酵素系でアルコールは「アセトアルデヒド」になり、それがさらに別の酵素系で「酢酸(さくさん)」(懐かしい・・・)になり、最後には「炭酸ガス」と「水」に分解される。生態系の縮図か!
さて、この分解過程で生じる「アセトアルデヒド」という物質。
こいつが「二日酔い」の症状を生み出すのだ。
頭痛の原因も、赤ら顔になるのも、犯人は「アセトアルデヒド」なのであった。
では、あの気持ち悪さは?やっぱりこいつが犯人なのか!?要するに毒性な物質を体内で生成しているわけである。
P.S.4
「アセトアルデヒド」:エタナール/CH3CHO/acetaldehyde
化学の授業ででてきた物質名だけど、どんなんだったかと思い出すために調べてみた。酒の中のアルコール(エタノール)は、血液中に取り込まれ肝臓によって分解される。このエタノールを分解したものが「アセトアルデヒド」となる。
化学式が、CH3CHOということで、わかりやすい(?)ように化学式で表してみる。肝臓からの酵素によってこれを分解するのだが、ここが面白いところ。2つのアセトアルデヒドに対して、5つもの酸素を使ってしまう。酸素消費量がでかい!
2(CH3CHO)+5(O2) → 4(DHMO)+4(CO2)
2個のアセトアルデヒドに、5つもの酸素を使い、4つの二酸化炭素を作り上げるという、なんとも反エコな作業である(笑)こうして二酸化炭素は増えていく。
ちなみに、アセトアルデヒドは「発がん性物質」だそうで、二日酔いが治るまでの間というのは「ガンのリスクにさらされている」ということになるらしい。
飲酒は控えるがよいそうだ。
DHMOの説明は、P.S.6に。
ピアノのKOTAさんは、お酒一滴も飲まないので、アルコールからのガンにはならないんだな・・・長生きしてくれー!
P.S.5
もう少し詳しく知りたい方のために。
血液中に摂取されたアルコール=(エタノール/CH3CH2OH/エチルアルコール)を肝臓が、毒性のある(エタナール/CH3CHO/アセトアルデヒド)に分解する。何度も書くけれど、アルコール(エタノール)には毒性はないのだ。肝臓の中で、毒性物質(アセトアルデヒド)に分解されるのだ!
肝臓ででる酵素の主なものとしては、「アルコール脱水素酵素/アルコールデヒドロゲナーゼ/alcohol dehydrogenase/ADH」がある。これは肝細胞内(ミトコンドリア内)に局在する。エタノール分解の90%がこの経路となる。
他には、「カタラーゼ」により過酸化水素(H2O2)とともにアセトアルデヒドに分解される。
もう一つの経路は、「MEOS/肝ミクロゾームエタノール酸化酵素/シトクロムP-450依存性モノオキシゲナーゼ)により分解される。このへんにくると私の頭ではわからないので、ADHだけわかっていればいいのだ!
P.S.6
P.S.4ででてきたDHMOが気になる。正体は、P.S.7で。
DHMOとは
・水酸と呼ばれ、酸性雨の主成分である。
・温室効果を引き起こす。
・重篤なやけどの原因となりうる。
・地形の侵食を引き起こす。
・多くの材料の腐食を進行させ、さび付かせる。
・電気事故の原因となり、自動車のブレーキの効果を低下させる。
・末期がん患者の悪性腫瘍から検出される。
その危険性に反して、DHMOは頻繁に用いられている。
・工業用の溶媒、冷却材として用いられる。
・原子力発電所で用いられる。
・発泡スチロールの製造に用いられる。
・防火剤として用いられる。
・各種の残酷な動物実験に用いられる。
・防虫剤の散布に用いられる。洗浄した後もDHMOは残留し、産物に悪影響を与える。
・各種のジャンク・フードや、その他の食品に添加されている。
・吸引すると死亡する
こんな物質が、DHMOです。ま、ネットから調べたので、信用するもしないもご自由に。こんな恐ろしい物質が体内で生成されているという!さて、その正体はいかに?(P.S.7へ)
P.S.7
DHMO/Dihydrogen Monoxide/一酸化二水素/H2O=水のことです(笑)
P.S.8
そんなわけで、とりあえず6月はお酒飲まないぞ宣言。
「知る」ということは面白い。たとえそれが表面的な「知る」=私のブログみたいな=であったとしても、この「知の探求」というものは、人間が一生楽しめるものなのではなかろうか。
P.S.9
私が過去に作った曲で、なんでこう作ったのだろう?なんでこの音にしたのだろう。作った当時はきっとそれがそうでなければいけなくて、そうであってほしかったのだろうが、今となっては全部を覚えているわけでもない。昨年の暗い一年のブログに綴ったことだが、私の作った曲、生み出した曲たちのいろいろな想いというものは、正確に後世に残す必要があるのだろうか?作った本人ですらこうやって薄れていってしまうのだから、もう私の死後は、誰も・・・・。哀しいね。作った本人がいろいろ書くと、曲のイメージや解釈を押しつけることになるのかおしれないから、私はまだそんなに書いていない。ライブ中に、毎回同じような説明したりしてるけど、それでも、あまり細かくは話してない。お喋りコンサートをその位置づけにしていくのも面白いと思う。
次回の7月29日(金)は、私の曲というより、「箏のクイック歴史」という感じなので、一般の方でも、気楽にこれますよ。物足りないくらいなコンサートになることでしょう。古典が好きになった人は、古典のコンサートいくよろし。現代曲が好きになった人は、そういうコンサートにいくよろし。全部は網羅できないので、私の箏人生の歩みのクイックコンサートです。あはは。
2月は、30代の10年間のクイックライブやって、今度は箏のクイック歴史コンサートやって。これでこれからの10年の準備は終わりかな。
コンサートは、オーケストラの楽器とのDuoシリーズ始まります。(来年から)
全部終わったら、二十絃箏コンチェルトをご披露します。オケを使うので、大きな会場が必要となりますね。それまでにファンを増やさなければならないな。
生きるっていいですね。
GAYO