開かずの瓶 | kotou-ramuのブログ

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狭い範囲で暮らす kotou-ramu が 思いついたことを ふわっと 書いています。

引っ越しの後、押し入れに仕舞い込んで手つかずの“開かずの段ボール”があったりする。

 

そんな話は良く聞く。

 

我が家は2002年に引っ越してきたので、もうすぐ20年経過する。

 

開かずの段ボールも20年寝かせたことになる。

 

この段ボールには子供たちの写真が入っている。

 

三番目が生まれた頃から分類もせずに入れっぱなしなので、中身は28年モノになる。

 

私の中では暇になったらデータとして取り込んで整理しようと思っていた。

 

日々の暮らしに追われて、ジジババ暮らしになったはずなのに、いまだに写真の整理ができていない。

 

もう一つ、段ボールではないが、洗面所にひっそり置いてある瓶がある。

 

引っ越してきてから20年、変わらずにそこにある。

 

中身は自家製の味噌だ。

 

引っ越す前の年に作った覚えがあるので、2001年に仕込んだ味噌。

 

10年前に一度ふたを開け、カビていないのを確認して、ほんの大さじ一つ分くらい味見をした。

 

そしてまたふたを閉めて、現在に至る。

 

開ける勇気が・・・

 

開かずの味噌瓶。

 

中身を確認して、食べられそうならば、小分けにして冷蔵庫にしまえばいいのだけれど、だめだった時のことを考えると、今一つ開ける勇気がねぇ~。

 

長期熟成の梅干しとかは塩の結晶がまとわりついていたりするのを見たことがある。

 

あの味噌瓶の中身がどんなことになっているのか不安しかない。

 

寝不足を解消して、気力も体力も充分な時に、勢いで開けてみようと思う。

 

だから、いましばらくは熟成中ってコトにしとこう。