数ミリ以下の違和感 | kotou-ramuのブログ

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狭い範囲で暮らす kotou-ramu が 思いついたことを ふわっと 書いています。

行きつけの調剤薬局の薬剤師さんに相談して、良さげな歯科医院をピックアップしておいたところ、ググった中にその名前を発見。

 

水曜日に電話して予約を入れた。

 

たいてい「予約日時はいつにしましょう。」と聞かれる。

 

なので「直近で空いている時間はありますか?」と、質問で返す。

 

金曜日の15時半に決定。

 

電話口で「どうされました。?」と聞かれた。

 

「舌に傷ができてます。歯の詰め物の所為だと思うんです。」と答える。

 

だって、「よそで治療して、ソレがだめなんです。」とは言えないからね。

 

薬剤師さんが勧めてくれるときに「歯科医院の先生の口数の少ない感じが、気が楽です。」と言っていた。

 

その通りである。

 

診察室に入る。

 

あそこと違って、嫌な気配が無い。

 

「舌に傷ですね。」

 

「切れてますね。」

 

「何処が当たりますか?」

 

なので、詰められた銀の内側のはみ出したところを指で触って見せる。

 

「あぁ、これ・・・いつ詰めたんですか?」

 

それは聞かれるだろうと思った。

 

「月曜日です。この状態で完了しましたと言われたので、納得できなくてこちらに来ました。」

 

何も言わないけど、先生の呼吸に「なるほど」ってうなずいた感じが解った。

 

「このはみ出ている部分を削ります。」

 

穏やかに淡々と処置して行く。

 

「カチカチと噛んでください。・・・少し高いので削ります。」

 

あっけなく終了。

 

なのでもう一つ言ってみた。

 

「前歯の二番目が欠けているんですが、抜かずになんとかなりますか?」と聞いてみた。

 

「当たったりひっかかったりしますか?」

 

「下唇をかんだときに引っかかります。」(実はうっかりすると、切れる)

 

「ほんの少しの欠けなので、削って丸めれば大丈夫です。」

 

ささっと削る。

 

「舌に傷があるので、薬を塗ります。30分くらいは何も食べないでください。」

 

で、もう一言言ってみる。

 

「ほかにも虫歯があるようならば、治療しようかと思っています。」というと、例のディスポミラーで歯の確認を始める。

 

看護師さんに記入して貰うように指示を出す。

 

えぇっと。

 

この前の歯科医院で聞いてたのと違う評価のようだ。

 

前回は聞こえてこなかった「健全歯」って言葉が聞こえる。

 

で先生がのたまう「治療するほどの虫歯はありません。詰め物がとれた時にはなるべく早く来てください。エナメル質が年齢とともに弱くなりますので、固いモノは気をつけてください。お大事に。」

 

ほんの10分ほどで終了。

 

前回、ちゃんと詰められなかった歯科医院では「小さな虫歯があるので、治療しましょう。」って言われた。

 

実のところ、閉院した元々通っていた歯科医院では何かないと行かなかったので、詰め物が外れた年単位で時々行っていたが、「1年前に来たときと同じで、虫歯も増えていないし、歯磨きがよく出来てますね。」と褒められていた。

 

あれから3年ほどたっているから、多少の虫歯の進行が在るかもしれないが、ディスポミラーでグリグリしながら確認していたあの歯医者「c1」「c2」と言っていた。

 

つまり、それだけ虫歯があるって評価だった。

 

噛み合わせの調整も出来ず、銀の詰め物もちゃんと詰められず、虫歯の評価も出来てなかったってコトになる。

 

今回新規で通うことにした歯科医院は、先生も看護師さんも丁寧な処置で、全身に力を入れてこわばらなくても大丈夫。

 

何かあったら、かかりつけ歯科医院として安心できる。

 

月曜日から、食べるのもしゃべるのも困る状態だった。

 

切れた舌に塗って貰った薬の効きも良かった。

 

噛み合わせの高さが違っていたのは知らなかったけど、ほんの少し削ってもらっただけで、削る前よりも食事の時に噛み安くなっていた。

 

この調整ができてこその歯科医師じゃぁないのかしら?

 

二度と行かない歯科医院に念を飛ばしていた。