郡山うねめまつり | 墨田区向島のゆるキャラ『向嶋言問姐さん』公式ブログ

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東京スカイツリーのお膝元・向島のご当地キャラ「向嶋言問姐さん」のイベント情報などの近況、ねこグッズの商品情報などおしらせいたしま~す。

2014.8.8-9 郡山うねめまつり
今年で第50回を迎える「郡山うねめまつり」では、昨年同様「ゆるキャラ復興会議2014」を開催!言ちゃんも2年連続でお招き頂きました。
今年は特設会場「ゆるキャラタウン」で、グッズ販売とPRステージがあるよ~
また、郡山駅西口駅前広場では、「ゆかたdeうねめコンテスト」も行われます。
今年は、言ちゃんもエントリーしちゃおうかな~?!

約千三百年前、陸奥の国安積の里(現・郡山市)は冷害が続き朝廷への貢物ができないほどだった。このため奈良の都から巡察使葛城王が訪れた。
 里人たちは窮状を訴え貢物の免除をお願いした。しかし、その願いは聞いてくれなかったという。
 その夜、王をもてなす宴が開かれ、王は里長の娘、春姫を見そめた。春姫は心から王をもてなし、

安積山影さえ見ゆる
山の井の 浅き心を我が思わなくに

どうしてご機嫌が悪いのですか。安積山のふもとに山の井の清水があります。
安積山の影を水面に映し、浅い井戸のように思われますが、どうして、どうして、とても深い清水です。
それと同じで私たちが王をお慕いしている気持ちはとても深いものです。どうかご機嫌を直して下さい。
「安積釆女とその時代」より(今泉正顕氏著)

と詠み献上した。

 王は大変喜び、春姫を帝の采女として献上することを条件に、貢物を三年間免除することになった。春姫には、次郎という相思相愛の許嫁がおり、悲しみをこらえて別れた。
 都での春姫は、帝の御蘢愛を受けていたが、仲秋の名月の日、次郎恋しさに猿沢の池畔の柳に衣をかけ、入水したように見せ、愛する次郎の待つ安積へ向かった。
  里へたどりついた春姫は、次郎の死を知り、雪の降る夜、あとを追って次郎と同じ山の井の清水に身を投じた。やがてみちのく安積の里にも春が訪れ、山の井の清水のまわり一面に名も知れぬ薄紫の美しい可憐な花が咲き乱れていた。

だれ言うともなく、二人の永遠の愛が地下で結ばれ、この花になったのだと噂をした。「安積の花かつみ(学名ヒメシャガ)」とは、この花のことです。この采女物語は今、郡山の夏の夜を彩どるうねめまつりとして受けつがれております







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