世界フィギュア2024、女子シングル、日本からは坂本花織選手、千葉百音選手、吉田陽菜選手が出場。SP4位スタートだった坂本花織選手が逆転での優勝!3連覇を達成しました。
競技結果(ISUページ)
女子シングル結果
◆1位 坂本花織
222.96(FS:149.67 SP:73.29)
SPは4位でしたが2位~4位はほとんど点差がない状態。FSは貫禄、圧巻の滑り!最初から最後まで勢いが止まりませんでした。もうさすがとしか言いようがありません。
◆2位 イザボー・レヴィト(アメリカ)
212.16(FS:138.43 SP:73.73)
FS、圧巻だった坂本選手の後の演技。可憐な雰囲気ですが、ジャンプでは絶対に失敗しない!というような力強い意地のようなものを感じました。qマーク、!のついたものもありますが、全てのジャンプを見事に決めました!ステップ、スピンも素晴らしかった。今季一番の演技だったのではないでしょうか。
◆3位 キム・チェヨン(韓国)
203.59(FS:136.68 SP:66.91)
昨年の世界フィギュア6位、先月の四大陸選手権で2位と存在感を強めている選手。一つ一つの要素を、丁寧に、確実にこなしているという印象。失敗する気配がありませんでしたね。
◆4位 ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)
200.25(FS:123.27 SP:76.98)
SP1位からのスタート。FS、最初の勢いは良かったのですが、3Lzが2Lzになったり、途中転倒があったりと、ミスが続いてしまいました。でも、醸し出す雰囲気と、個性的な表現力はさすがでした。
◆5位 キミー・レポンド(スイス)
196.02(FS:133.38 SP:62.64)
SP12位からの総合5位。FSだけだと4位です。次々とジャンプを決めていって凄かったです!スイスの選手、伸びてきていますね。今後が楽しみです。
◆6位 イ・へイン(韓国)
195.48(FS:121.93 SP:73.55)
昨年世界フィギュア2位。四大陸選手権では11位と成績が奮いませんでしたが、SPは2位スタート。調子を戻してきたか!?と思ったら、FSはちょっとミスが続いてしまいました……。最初動きが硬いような気がしたので緊張していたのでしょうか。後半のステップは伸びやかでしたが、表情は硬いままだったような気がします。
◆7位 千葉百音
195.46(FS:132.82 SP:62.64)
SP、後半のジャンプが抜けてしまい13位スタート。FSは1つジャンプのステップアウトがあったものの、全体的には綺麗にまとめてきました。総合7位まであげました!SPのジャンプの抜けがなければ!と思ってしまいますね。
◆8位 吉田陽菜
194.93(FS:130.37 SP:64.56)
FS、冒頭、綺麗な3A!(pマークでした、残念…)その後、3Lzの転倒が1つありましたが他のジャンプは大きなミスなくまとめました。鶴がテーマのプログラム、後半の躍動感あるステップが素敵でした。
◆9位 リヴィア・カイザー(スイス)
187.24(FS:123.15 SP:64.05)
FS、大きなミスなくまとめました。後半の伸びやかなステップが良かったです!
◆10位 アンバー・グレン(アメリカ)
186.53(FS:122.00 SP:64.53)
全米女王。SPは9位スタート。FS、冒頭の3A決まりました!その後のコンビネーションジャンプは良かったですが、3Sが2Sに、後半は3Lzが1Lzに、3Lo、3Fも回転不足となってしまい点数が伸びませんでした。3Aが入ったので、その後のジャンプも成功していれば上位に入れる可能性があっただけに残念です。