世界フィギュア2024、ペアは三浦璃来/木原龍一組が2位で3年連続の表彰台となりました。

優勝はカナダのデュデク/デシャン組、地元というだけあり声援が物凄かったですね!画面越しにも熱気が伝わってきました。

 

競技結果(ISUページ)

 

ペア結果

 

◆1位 ディアナ・ステラート・デュデク/マキシム・デシャン(カナダ)

221.56(SP:77.48 FS:144.08)

SP1位スタート。地元の歓声が凄く、出てきた瞬間から風格を感じました。FS、前半、3連続のジャンプでミスがありましたが、全体的には最初から最後まで気迫ある素晴らしい演技でした。観客の声援がどんどん大きくなっていって、最後のスロー3Loに向かうところでは「なんとか決めてー!」と思わず祈ってしまいました。FSのみでは2位でしたが、GPシリーズ、四大陸選手権とシーズン通して好成績を出し続けてきましたし納得の優勝でした。

ディアナ・ステラート・デュデク選手は40歳で、元女子シングル選手。2001年に一度引退していて、2016年にペア選手として復帰したんですね。マキシム・デシャン選手は32歳ですが何度もパートナーを変えています。2人がペア結成したのは2019-2020シーズンで、三浦/木原組と同じ時期。三浦/木原組と同じく相性が良かったのでしょうね。なんだか勝手にドラマを感じています。

 

 

◆2位 三浦璃来/木原龍一

217.88(SP:73.53 FS:144.35)

今季は木原選手の怪我のためGPシリーズは欠場でしたが、四大陸選手権で2位、そして今回も2位と、見事に戻って来てくれました。FSは以前も滑っていたWoman。やっぱり良いプロです。ミスはあったもののFSだけだと1位。世界フィギュアで見られたこと、表彰台に乗ってくれただけで十分!……と思ったのですが、演技終了後、三浦選手に笑顔はありませんでした。凄く悔しそうで優勝狙っていたのだろうなあと。

表彰式は「健康上の理由」で欠席でした。木原選手のぜんそくが止まらなくなってしまったそうです。現在は回復に向かっているとのことで良かったです。
 

 

◆3位 ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ /ニキータ・ボロディン(ドイツ)

210.40(SP:72.10 FS:138.30)

グランプリファイナル1位のペア。FS、前半、ファビアン・ハーゼ選手のジャンプの転倒がありました。でもその後の演技はほぼ完璧。後半どんどん加速していくダイナミックな演技が凄かったです!