グランプリファイナル2023、アイスダンスはアメリカのマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組が優勝、ペアはドイツのミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ /ニキータ・ボロディン組が優勝しました。

 

アイスダンス、チョック・ベイツ組の優勝は予想通り。ペアはどのペアも見ごたえがありましたが個人的には2位のイタリア、サラ・コンティ/ニッコロ・マチー組の優雅な演技が好きでした。そして、来年は、りくりゅうも参戦してくれるといいなと願っています!

 

競技結果(ISUページ)

 

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アイスダンス

◆1位 マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ)

221.61(FD:132.46 RD:89.15)

出てきただけで貫禄、オーラが凄い…。

FD、冒頭の変わった振り付けが面白かったです。

どこをどうやっているの?という特徴的なリフトも見ごたえがありました。

 

◆2位 シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア)

215.51(FD:129.69 RD:85.82)

FD、軽やかな身のこなしのステップ。まるで重力がないかのようなリフト。

さすがの欧州チャンピオンの風格がありました!

 

◆3位 パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ(カナダ)

213.58(FD:128.41 RD:85.17)

FD、坂本龍一作曲の嵐が丘。

疾走感のある滑り、2人の危機迫るような演技は迫力ありました。

ギレス選手が審判席に向かって、つかみかかるような場面があるのですが、あまりに迫真の演技にぞわっとしました。

 

◆4位 ライアー・フィアー/ルイス・ギブソン(イギリス)

202.27(FD:126.03 RD:76.24)

FD、ロッキーのテーマ!

ただただ楽しい演技でした。

冒頭のぴったり合ったツイズル、キレキレの動きが見ていてとても気持ち良かったです。

 

◆5位 ロランス・フルニエ・ボードリー/ニゴライ・サアアンスン(カナダ)

195.57(FD:120.75 RD:74.82)

FD、曲調に合ったふわっとした身のこなしと所作が素敵。

神聖な雰囲気も感じられ見入ってしまいました。

 

◆6位 マジョリー・ラジョア/ザカリー・ラガ(カナダ)

193.63(FD:118.89 RD:74.74)

FD、ゆったりした曲調の音楽。

優雅で気品ある滑りが素敵でした!

 

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ペア

◆1位 ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ /ニキータ・ボロディン(ドイツ)

(206.43(FS:133.87 SP:72.56)

FS、ジャンプのマイナス、スロー3Lo着氷時の乱れなどありましたが、その後は大きなミスなく滑りきりました。FSは2位ですが、SPの貯金で優勝です!

 

◆2位 サラ・コンティ/ニッコロ・マチー(イタリア)

205.88(FS:135.58 SP:70.30)

SPは3位スタートでしたがFSは1位!

FS、後半のスロー3Sがきまった後の、のびのびとしたスケーティングが良かったです!

全体的に大きなミスなく(冒頭のトリプルツイストでちょっと乱れがあったくらい)流れのある優雅で素敵な演技でした。

 

◆3位 ディアナ・ステラート・デュデク/マキシム・デシャン(カナダ)

204.30(FS:133.08 SP:71.22)

FS、重厚な音楽での滑り出し。冒頭のトリプルツイストは迫力ありました!ジャンプ以外も、つなぎでのスケーティング、リフト、スピンも力強く、とても見ごたえがありました。

 

◆4位 マリア・パブロワ /アレクセイ・スヴィアチェンコ(ハンガリー)

192.02(FS:126.51 SP:65.51)

 

◆5位 レベッカ・ギラルディ/フィリッポ・アンブロジーニ(イタリア)

188.85(FS:126.94 SP:61.91)

 

◆6位 リア・ペレイラ/トレント・ミショー(カナダ)

185.16(FS:123.38 SP:61.78)