グランプリファイナル2023、女子シングル、日本からは坂本花織選手、吉田陽菜選手、住吉りをん選手が出場。

優勝は坂本花織選手、意外にもグランプリファイナル初優勝です!そしてなんと吉田陽菜選手は3位に入りました。しかも3Aにも挑戦し、qマークで回転不足ではあったもののきちんと着氷もしました。回転不足なく安定して3Aが入るようになると、今後上位常連になるかもしれませんね。とても楽しみです。

 

競技結果(ISUページ)

 

◆1位 坂本花織

225.70(FS:148.35 SP:77.35)

FS、ミスといえるものは3Fがステップアウトしたくらいでしょうか。やはりジャンプのダイナミックさは他の選手と一線を画していますね!ステップとスピンも良かったです!

 

 

◆2位 ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)

203.36(FS:130.11 SP:73.25)

さすがの貫禄。坂本選手と共に今の女子フィギュアを引っ張っているという感じです。FS、前半良かったですが、後半、ジャンプの乱れ、回転不足などあったのが残念。

 

 

◆3位 吉田陽菜 

203.16(FS:142.51 SP:60.65)

FS、3A、qマークではありましたが着氷!その後の全てのジャンプも綺麗にきめました!3Aあまりに、あっさり跳んでいてびっくりしました。尺八の音色に合わせ鶴を演じているとのことでしたが、最後のステップでは見事飛び立った!といった感じでした。

 

 

◆4位 ニナ・ピンザローネ(ベルギー) 

194.91(FS:128.19 SP:66.72)

SP、FSともに大きなミスなく安定感のある演技。スピンが良いですね!エレガントな雰囲気が素敵です。
 

 

◆5位 イザボー・レビト(アメリカ)

191.86(FS:135.33 SP:56.53)

SPはミスが目立ち、まさかの6位スタートでしたが、FSは前日の演技が嘘のような素晴らしい演技。ジャンプにいくつか回転不足はあったものの大きなミスは無し。演技終了後の笑顔が良かったです!

 

 

◆6位 住吉りをん

180.39(FS:121.76 SP:58.63)

FS、4Tに挑んできましたが残念ながら3T扱い。

でもその後のジャンプは全て綺麗にきめました。疾走感あるスケーティングも良かったです。ただ、qマークがついたジャンプがあったり、後半の3Tが3回目の扱いになってしまったりで、あまり点数は伸びませんでした。でも、住吉選手には今後も4Tに挑戦し続けてほしいです。全日本期待しています!