2019年11月7日~11月10日、グランプリシリーズ2019中国大会が行われました。

 

日本からは、宮原知子選手、本田真凜、田中刑事選手が出場しました。 

宮原知子選手はグランプリシリーズ初戦、2位表彰台にあがりました!

 

女子シングル結果

 

◆1位 アンナ・シェルバコワ選手 (ロシア)

226.04 ( FS:152.53  SP:73.51)

 

アメリカ大会に引き続いての優勝で、余裕でグランプリファイナル出場決定です。

4Lz跳んできましたが、!がついていて、回転不足も。

3Lzも!がついていますね。

 

FSジャンプ構成

前半:4Lz!<3T  4Lz!  2A 2A

後半:3Lz!3Lo  3F1Eu3S  3Lz!  

 

FS 152.53 (TES:84.71、PCS:67.82)

 

 

◆2位 宮原知子選手

211.18 (FS:142.27  SP:68.91)  

 

今季グランプリシリーズ、女子は紀平選手以来の表彰台となりました!

さすがの安定感。表現力がますます良くなりました。

FSのシンドラーのリスト、まだこれからブラッシュアップしていくのだとは思いますが、鳥肌たちました!

ジャンプはいくつか回転不足あり。宮原選手の場合、本当に回転不足さえなければ・・なんですよね。

 

FS:ジャンプ構成

前半:2A  3Lz3T  3Lo  3S

後半:3F<2T2Lo  3Lz<  2A3T<

 

FS 142.27 (TES:69.91、PCS:72.36)

凄いのが、FSのPCSの高さ。今回出場選手の中で一番です。

シェルバコワ選手と、トゥクタミシェワ選手に比べジャンプの難易度は劣るのですが、PCSでカバーしています!

 

 

◆3位 エリザベータ・トゥクタミシェワ選手(ロシア)

209.10   (FS:143.53  SP:65.57)

 

FSは前シーズンのものに戻したそうです。

冒頭の3A良かったです!

 

FS:ジャンプ構成

前半:3A2T  3A  3Lzso  3F

後半:2A3T2T  3Lz2A  3Lo

 

FS 143.53 (TES:77.03、PCS:66.50)

トゥクタミシェワ選手の場合は、宮原選手とは逆でPCSが課題でしょうか。

 

◆7位 本田真凜 選手 

168.09 (FS:106.36 SP:61.73)

スピン、ステップ、表現力は良いのですが、ジャンプがきまらないのが残念です・・