3月21日、イタリア(ミラノ)にて世界フィギュア、女子シングルショートが行われました。

 

オリンピックが終わってから、ここまであっという間だった気がします。

オリンピック銀メダル、ロシアのメドベージェワ選手は欠場ですがその他の有力選手は大体出場してきていますね。

注目はオリンピック金メダリストのザギトワ選手、銅メダルのオズモンド選手、地元イタリアのコストナー選手、日本の宮原知子選手、樋口新葉選手あたりでしょうか。

 

ショート終わって上位6人

 

1位 イタリア カロリーナ・コストナー選手 

オリンピックよりジャンプ構成を上げてきました。オリンピックでは3F-2Tだったのを3F-3T、オリンピックではマイナスのついた3Loもしっかり決めて、これだけで技術点が5点以上アップ。その他の要素も目立ったミスもなく完璧でした。ザキトワ選手を抑えて80.27点、すごい!

 

試合後のインタビューが印象的でした。

「15歳の頃、初めて国際大会に出た時は誰も私のことを観にきてくれる人はいませんでした」

 

「しかし、今自分のスケート人生の旅はとても素晴らしいものだったと感じています」

 

年齢的には31歳でとっくに引退していてもおかしくないんですよね。

最後になるかもしれない地元世界選手権での演技、有終の美を飾れるといいですね。

 

2位 ロシア アリーナ・ザギトワ選手

3Lz-3Loで少し乱れがありましたが、他はまとめてきてさすがの貫録。79.51点。

 

3位 宮原知子選手

3Lz-3T、パッと見でも3Tの回転が足りないように感じた上、解説の荒川さんの様子から「やっちゃったかなあ・・」とドキドキしながら採点を待ちました。やはり、3Tの回転不足がありました。ただ、点数は74.36と意外と伸びてきました。演技構成点がオリンピックの時より上がっていること、他の要素はしっかりまとめたのでカバーできた感じでしょうか。フリーは回転不足を改善して完璧な演技をみせてほしいです!

 

4位 カナダ ケイトリン・オズモンド選手

冒頭3F-3Tはさすがの迫力!ただ、他のジャンプでミスがあり72.73点。

 

5位 ロシア マリア・ソツコワ選手 

オリンピックでは残念な結果でしたが、今回はフリー最終グループに入ることができました。優雅で素敵な雰囲気を持った選手なので、フリーも楽しみです。71.80点。
 

6位 カナダ ガブリエル・デールマン選手

オリンピックでは転倒が続き、観ているのが本当に辛かったのですが、今回は本来の力強い演技を観ることができました。71.61点。

 

 

樋口新葉選手はジャンプのミスがあり、8位でした。65.89点。なかなか大舞台での完璧な演技が観られないのが残念です。ただ、フリープログラムは「007」。樋口選手にぴったりのかっこいいプログラムで完璧に滑れれば絶対盛り上がりますし、点数も伸びてくると思うので最後にばしっと決めてほしいです!

 

ISU World Championships 2018 RESULT
世界選手権2018公式リザルト(滑走順、競技結果)