縁切りで有名な京都市の安井金比羅宮へ、御礼参りに行きました。
京都駅から市バスで20分ほど。
清水寺に行くのと同じバスなので、並んでいる半分くらいは外国人でした。
手水
境内ですぐに目に付この物体は「縁切り縁結び碑(いし)」お札で本体がわからない。
縁切り・縁結びの願いを書いたお札を持って穴を潜り抜けてお願いをするというもの。
願いが沢山貼られています。縁結びよりは、縁切りのお願いが多い。
本殿に行く前にありますが、本殿をお詣りしてから碑を潜る方が良い様です。
御祭神は崇徳天皇
大物主神と源頼政も祀られています。
崇徳天皇が讃岐国へ流された時に、一切の欲を断って金比羅宮に籠ってことから、悪縁を断ち、良縁を結ぶ神社とされる様になったとか。
崇徳天皇、菅原道真、平将門が三大怨霊とされているので、安井金比羅宮は恐ろしい神社というイメージがあります。
御利益のうち悪縁、悪習(煙草、博打、病気など)を断つ効果は凄いそうです。
縁結びの方も同じくらいの効果があると思うのですが、縁結びの神社は他に沢山あるので、縁結びの願掛けは少なめに思えました。
絵馬や「縁切り縁結び碑」のお札の中には、悪縁を切る願いではなくて、呪詛の様な文言があるので、神様の怖さよりも人の怖さを感じます。
境内末社の安井天満宮
天満宮は祭神が菅原道真で学問の御利益がありますが、ここはそれに加えて、雪辱、名誉挽回などの御利益があるのが特徴です。
八大力尊社
祭神は八大力尊
御利益は基礎固め、地盤固め、基礎能力向上
末社
左から、囁社、人丸社、秋葉社
御祭神は
囁社:不詳
人丸社:柿本人麻呂
秋葉社:火之焼速男神
讃岐の金比羅宮の遥拝所