GWお参りの旅② 隠岐国一宮 由良比女神社

隠岐にいくためのフェリーに乗るために境港に着くと、「ゲゲゲの歌」「カランコロンの歌」などゲゲゲの鬼太郎ソングが延々と流れるフェリーターミナル。

境港フェリーターミナル

 

売店も施設もゲゲゲだらけ。

妖怪が出て来て海に引き込まれたら嫌だなぁ。

そんな心配を吹き飛ばすほどの晴天。

 

隠岐にはずっと行きたいと思っていました。

隠岐諸島は延喜式神名帳で名神大社とされる神社が四社もあり有力な神様が密集している。有力な神様が集まる島です。

私を含め、御朱印集めで一宮巡りをすることが流行っていますが、一宮とは地域一番を称する慣習で社格ではないのですが、名神大社は律令制の社格で、朝廷お墨付きの霊験の優れた神社という事になります。

名神が転じて明神という表現が使われる様になって混乱しますが、明神と表現する頃は吉田神道によって乱発されているので、朝廷のお墨付きとは少し意味合いが異なります。

名神大社は300以上あるのですが、地域によって偏りがあります。

首都圏を例にすると、東京では離島に2社、神奈川県に2社、埼玉県2社、千葉県に2社と、馴染みが薄いです。神田明神などがあるので明神さま?と思う方も多い様です。

明神さまも素晴らしいですが、名神大社は違った素晴らしさがあると思っています。

 

ボーイング社設計の水中翼船ジェットフォイルで隠岐諸島の西郷港を経由して西ノ島の別府港へ。

別府港の観光案内所ではレンタサイクルがあるのですが、全て貸し出し中。

という事で、町営バスで移動。

由良比女神社に到着。

イカ寄せの浜と言われる海の近くに鎮座されています。

随神門

 

拝殿

御祭神は由良比女命で

須勢理姫命や和多須神の事とされる記述がある様です。いずれも海の神様です。

海上安全などの御利益があります。

由良比女が芋桶に乗って海を渡っている時に烏賊が由良比女の手を引っ張ったお詫びに毎年大量のイカが浜に押し寄せる様になったとか。

イカ寄せの浜には近年にも実際に大量のイカが現れて手掴みで大量に取れる事があるそうで、それが何年も続く事もあるようです。

摂社

土俵 隠岐は奉納相撲が盛んな地域です。

 

イカ寄せの浜
イカを手掴みする人の等身大パネルが設置されています。

 

駐車場にもイカの飾り

image

マンホールのデザインもイカ。

別府港のフェリー乗り場にもイカ

 

イカ推し過ぎなイカ?

御朱印にもイカ

image