石川県復興応援の旅②

 

 

石川県小松市古府の石部神社をお参りした後、多太(たた)神社へ向かう。

 

 

本殿

御祭神は 衝桙等乎而留比古命(つきほことおるひこのみこと)

出雲国風土記にのみ登場するスサノオノミコト、クシナダヒメの5番目の子で、全国に2社しか祀られていないレアな御祭神。(もう一社は島根県松江市の多太神社)

出雲国風土記の記述では衝杵等乎而留比古命(つききととおるひこのみこと)

で桙ではなく、杵の字が正しい。

多太神社の創建は古く6世紀初め継体天皇が男大跡(オオトノ)王子であった頃に勧請した神社とされています。
多太神社は木曽義仲が源平合戦時の1183年に詣で、斎藤実盛の鎧兜を奉納した神社という説明がありました。斎藤実盛って誰やねん?と思ったのですが、平家物語の「実盛最期」という一章があるほどの大物です。改めて読んでみると波乱万丈です。
多太神社には松尾芭蕉も奥の細道の道中に訪れていて、「むざんやな 甲の下の きりぎりす」という実盛を偲ぶ句を読んでいます。

実盛の兜は宝物館に現存し、重要文化財となっています。宝物館には事前の予約が必要です。

予約していないので、兜を見ずに帰る事に。

 

小松駅に戻って券売機で切符を買おうと券売機を操作するも、金沢駅乗り換えはほぼ満席。

運が良い事に1席だけ空いていました。金沢駅からの

グランクラス

せっかくなので、乗車する事に。

乗車時間まで1時間近くあったので、駅ビルにある金沢カレーを食べる。(小松市だけど)

なぜ金沢でカレー?と思いますが、餃子の浜松市みたいに、カレー店の人口比で金沢が一位なのだとか。

金沢カレーはカツがのってご飯が見えないのが基本です。

食べて応援です!

 

時間になって小松から金沢へ行って乗り換え。

グランクラスの座席。

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乗車した時に頂きました。何が入っているかというと、

水、お手拭き、チョコ

 

グランクラスAでは軽い食事が頂けます。飲み物も頂けます。

グランクラスの感想。

座席は高級感あふれる皮っぽいシートです。個人的にはグリーン車の座席の方が好きです。グランクラスの座席は滑る様な感じで落ち着かない。

なんだか狭く感じるけれども、リクライニングで後ろの人を気にせずに済むのがありがたい。

と思いつつ、ビールと軽食を頂いた後すっかり寝落ちしました。

 

石川県のニュースを見てフラッと行ってみた小松市、歴史が深い街でした。

北陸新幹線で行きやすいし、復興応援割とかもあるので、オススメです。