ふと思い出したことがあります。
2年前に横山ゆうと君 の心臓移植のための募金活動に参加させてもらった時の事。
その日私達は募金活動中の注意事項や説明を聞き、ミーティング場所から金活動場所まで
移動していました。その時にたまたま通りかかった女性が私達を追いかけてきてくれて、、
「ゆうと君のことを新聞で見て、銀行から振り込みしようと思っていたのよ!」とその人は
一万円札を私達に差し出してきました。
募金活動の為の旗を私達は持っていたので、すぐに募金活動のボランティアだと分かったのでしょう。
その方の善意に私達はものすごく感動し、ありがたく一万円札を預かり募金箱にいれさせてもらいました。
私にとってはすごく人の温かみを感じ、感動したことだったので、周囲の人にこの出来事を話した
のですが、中には「知らない人に、よくそんな大金渡せるよね」という意見や、
「たまたま、じゅんこさん達は本当のボランティアだから、一万円はゆうと君の為に使われたけど、
中にはボランティアを装った詐欺の人も多いんだって」などという意見もあり、複雑な気持ちになったのです。
世の中には確かにそういう人もいるかもしれない。
でも私は、人の為に疑うことなくすぐに行動した、あの日の女性みたいになりたいと思う。