大きな病気を体験すると

心理的ストレスは多かれ少なかれ

誰にでも起きるものなのではないかと思う

 

 

椎骨動脈解離から

ワレンベルグ症候群発症になったのですが

その症状の中には

精神的なものは起こりません

 

主な症状は

半身の温痛覚麻痺や異常感覚

その他に

声が出にくかったり、嚥下障害、ふらつき~等々

人それぞれ違う症状もあります

 

 

なのですが、病気になった精神的なショックが

思いのほか大きくありました

 

物事を思考すること

頭の中を整理することがつらく難しく

感じられることや

 

急な予定変更に気持ちを切り替えられなかったり

 

卑屈な考え方をするようになったり

 

何か問題が起こると

他のことを考えられなくなって

立ち直るのに時間がかかりしました

 

主治医の先生にお話した時は

それは、ワレンベルグ症候群が原因で

起こることではないと言われました

 

それはそうですね

脳の場所が延髄ですから違いますよね

 

 

 

「脳梗塞」と人に話すと

「血液をサラサラにする薬を飲んでいるの?」

と聞く人がいます

飲んでいないし、何だか傷つくショボーン

 

説明しても理解してくれる人は少ない

 

普通の生活はできているので

もう元気だと思われて

誘ってくれるのは嬉しいけれど

 

行き慣れたところ以外は

体力的に無理。。

華やかな場所や賑わったところ

クルージング?

風を浴びるなんて、絶対無理あせる

 

断るのもつらい

報告やSNSを見るのもつらい

 

人が励ましてくれるのも嫌だし

 

営業的なことに引っかかってしまうのも嫌

 

人の弱みに付け込むセールスはお断りバツレッド

 

同情的な態度をされるのはつらいのに

全く解ってもらえないのも悲しい

 

一緒に頑張ろうもいらない

 

~おそろしくわがままだびっくり

 

 

それらを拒むなら

自分で立ち直るしかない

 

自分ができること

やりたいことを自分で探して

自信を付けていく

自信を取り戻していく

 

それしかないわけで

 

 

ワレンベルグ症候群になって

最初の3年間は本当に精神的に辛く

勝手に悲しみの底にいた

 

その後すぐに

気持ちを安定させられたわけではなく

コロナ禍で誰でもが不安に落ちたように

行ったり来たりの時を経て。。

 

現在の自分は強くなった!!

(たぶんウサギ

 

 

立ち直れたのは

決して自分の力だけではなく

 

家族や

よく解ってくれる数少ない友だちのお陰でした

 

 

 

感謝ベル