ことりの木ノート vol.2

ことりの木ノート vol.2

日々のくらしのささやかなできごと 人との交流 大好きな手しごと 絵本 やりたいことへの一歩一歩…
色々な糸を紡いでいつか「ことりの木」というぬくもりのある布を織り上げていけたらと思います。
そんな夢への覚え書きノートです。


テーマ:
ここのところ
「ルピナスさん」をそばに置いています

 大人になってから出会った絵本ですが
絵も 物語も 大好きで

読み返すことの多い絵本です



「ルピナスさん(ミス・ランフィアス)は小さなおばあさんですが、むかしからおばあさんだったわけではありません」


冒頭のこの一文がとても好きです



幼い頃のおじいさんとの約束

「世の中を美しくする」ために

すっかりおばあさんになったミス・ランフィアスはステキなことを思いつきます。


読み返すたびに

ルピナスさんの人生の意味が私の中に積み重なっていくような不思議な気持ちがします 。


そしてルピナスさんは

今度は幼いアリスと約束をします。

「世の中を美しくする」ようにと。


「なにをすればいいか、

いまはまだわかりませんが、きっといつか、わかる日がくるでしょう」



最近 この絵本を棚から取り出したのは

先日 映画「ことばの処方箋」を観た時に購入した
樋野興夫氏の「種をまく人になりなさい」という本を読んだから。

せっかく生まれてきたのだから
なにかを成し遂げて
自分らしい「花を咲かせよう」
…という価値観もあるけれど


「種を蒔く」ということは
多分 自分のためではなくて

もしかしたら種を蒔いても
自分は どんな花が咲くか
見届けられないかもしれないし

蒔いている時には
他人には その意味がわからないかもしれないのです

でも
どんなささやかことでも
どんなにちっちゃい種でも

いつか誰かのために

次の世代ののために

誰かの心のほんの片隅にでも…

誰が蒔いたのかなんて わからなくても

種を蒔くことができたらいいなあ

そんな風に思わせてくれる2冊の本です


「ルピナスさん」は
わたしが 生涯の友だち と思える
何冊かの絵本の中の
大切な一冊です


ルピナスは花の名前です

(画像はお借りしました)