ことりの木ノート vol.2

ことりの木ノート vol.2

日々のくらしのささやかなできごと 人との交流 大好きな手しごと 絵本 やりたいことへの一歩一歩…
色々な糸を紡いでいつか「ことりの木」というぬくもりのある布を織り上げていけたらと思います。
そんな夢への覚え書きノートです。


先日訪れた

『ギャラリーf』さんです

絵本の古本屋さん


道路を挟んで向かいの

“かめ設計室”という設計事務所が運営している

基本的にはギャラリーなのですが


イベント、展示がない時は

“コトノハブックス”さんによる

古書絵本を取り扱っているそうです


ドアを開けたら

これが

今回訪れたとき

販売されている古書絵本全部!


なんだか

こんなに一冊一冊が

堂々と場所をもらって

大切に置かれている

古本屋さん

初めて出会いました(▰˘◡˘▰)

いくつか空いている場所が

私が買った絵本があった場所(笑)


ここで

とっても嬉しい出会いがあったんです


それはこちらの絵本


『はるになったら』

   シャーロット・ゾロトウ 文

 ガース・ウィリアムス 絵

 あびかゆうこ 訳

 徳間書店

 

表紙の絵の雰囲気と

ゾロトウさんと

・・・

ガース・ウィリアムスさん

(大きな森の小さな家シリーズ

くろいうさぎとしろいうさぎ

ミス・ビアンカシリーズなどなど')


このコンビの名前をみて

思わず手に取り

中を開いて

即決でした


店員さんが

「あ、この絵本

1年半位ずっとあったんですよ!

 買っていただいて

ありがとうございます」

と声をかけてくださいました


この絵本とすぐ目が合うなんて

我ながら持ってるなぁ(笑)


電車に乗って我慢できず

絵本を開く私

電車で絵本を読んでる大人って

あまりみたことないですよね(笑)


内容は

小さなお姉ちゃんが

小さな弟に


春になったらしてあげたいこと

あんなこと

こんなこと

語りかけるように

書かれています



それで読み進んでいったら

あれ?

これは…

とドキドキ


実はこの少し前のこと

こちらの絵本を読んでいました

『おかあさん、いいことおしえてあげる』

 シャーロット・ゾロトウ 文

 ジュリー・モースタッド 絵

 クレセント・ドラゴンワゴン あとがき

 福本友美子 訳

 工学図書


こちらの絵本は

娘が将来

お母さんにしてあげたいことを

語りかけている絵本なんです


文は同じゾロトウさん


この絵本の帯に書いてあります

60年間読み継がれてきたゾロトウさんの名作が新たな解釈で…って


それで興味が湧いて

調べてみたら

『はるになったら』の方は

原題は“Do You Know What I'll Do?”


…海に行ったら巻貝を拾って波の音を聞かせてあげる…とか

…映画に行ったら歌を覚えてきて歌ってあげる

…とか

子どもらしくて生活の中の身近な語りかけ



『おかあさん、いいことおしえてあげる』

の原題は

“A Rose, a Bridge, a Wild black horse”


こちらは

原題の通り

…野生の黒い馬をつかまえておとなしくなったらお母さんを乗せてあげる…とか

…お母さんのために橋を作る…とか

大きな夢のようなことを

語りかけています


そしてどちらも

最後のページの語りかけが魅力的で

私はとても好きです(▰˘◡˘▰)



『おかあさん、いいことおしえてあげる』

の巻末には

この絵本を新たな解釈で改訂して

出版するにあたっての

ゾロトウさんの娘さんと

訳者の福本友美子さんが

お二人とも詳しいあとがきを書かれていて

興味深いです


元は

娘が母に…ではなくて

兄が妹に

語りかけた絵本だったそうです



絵本を深読みする必要はないけれど


その絵本の書かれた背景を知ると


その作品が

わたしの心の図書室の棚の

大切な場所に並ぶような

そんな気持ちになります



そして

ゾロトウさんの作品にはいつも

“家族”

…親子、兄弟、姉妹…が色濃く出ていることが

改めて感じられました


『はるになったら』の裏表紙の絵

繊細で美しい



今日で2月も終わり

汗ばむような暖かな1日

春は楽しみだけど

いよいよ花粉も本番ですね(  ・᷄-・᷅ )


季節の変わり目

体調に気をつけて

過ごしましょうね♬