手紙とお土産を彼の部屋の置いてから2日後の夜、ようやく彼からメールがありました。





蓮『お土産ありがとう。もう終わりにしよっか。』と。



このメールを見た瞬間全身の血が一気に引いていくのが分かりました。



私と本当に別れるんだ…




そして…



悲しみを上回る怒りが…。




私達が一緒にいたこの2年という月日を…メール一通で終わらせるつもり?



馬鹿にしないで欲しい!!



私の中で何かがプツンと切れました。




miu『意味がわからない。いい加減にしてよ!!電話で話したいからすぐに電話拒否を解除して!』




そうメールするとすぐに彼から電話がかかって来ました。



私は怒りで思いのたけを彼にぶつけました。




miu『一体どういうつもり!?いい加減にして!!』




蓮『…………。』



蓮は黙ったままで、その態度に余計に苛立ちが募り…




miu『いつも蓮はそう。自分だけが辛いって思い込んで言葉で直接気持ちを伝えずに態度で示して…。言いたいことがあるなら口でいえばいいでしょ!!私がこの何日間どんな思いでいたかわかる!?』




蓮『…ごめん。』





miu『蓮は逃げてるだけじゃん。いつも話し合うチャンスさえ与えてくれない。』





そう私が言うと蓮は自分の気持ちを話し始めました。