沢山のコメント、プチメ、ペタ本当にありがとうございます。全部目を通しています。何度も読み返しては涙ぐみ…凍り付いていた灰色の気持ちが徐々に溶けて行くのを感じています。


お返事は時間はかかると思いますが必ずしますのでどうぞ宜しくお願いします。




あのメールから数日が経ち…



私は居ても立ってもいられず…気が付くと友達の結婚式に行った時のお土産と手紙を持ち彼の部屋に向かっていました。



待つと決めたのに…




やっぱり気持ちは抑えられそうもない…



別れるって決めたなら…放っておけばいいのに…わたしはとことん馬鹿だと思う。





こんな状況でも彼を放っておくことが出来ない私は彼のことをどうしようもなく好きなんだと再認識する。



彼の家に近づくとすごく緊張して…



彼のバイクが所定の位置にないことを確認するとなんだかホッとした。






彼の部屋のドアノブに手紙とお土産をひっかけ…




持って来たお土産は彼が好きだと言っていた和菓子。一緒に食べようと沢山買ったのに…



私はどうしてもその和菓子を口にすることが出来なかった。



何を見ても彼を思い出してしまう。



彼が美味しいと言ってリクエストしたこの和菓子…今食べたらきっと忘れられない味になる。辛い思い出はこれ以上増やしたくない。。




手紙には…



『この何日間…寂しい思いをさせて本当にごめんね。あのメールがあってから蓮のこといっぱい考えたよ。メールや着信を拒否するまで蓮を追い詰めてたなんて夢にも思わなかった。辛い気持ちに気付いてあげれなくてごめん。…とにかく蓮と会って話がしたい。このままで終わるなんて絶対に嫌だよ。連絡待ってるから。』


そう書きました。






メールも電話も拒否するくらいだから手紙も見ないかもしれない。。


でも今自分に出来ることはこれくらいしかないから…





どんな結末が待っていたとしても…。



きちんと向き合って話し合いたい。




蓮は現実から目を反らしてる。。問題を先送りにしても何もならないのに…


蓮も私が今抱いている別れへの恐怖を感じているのかな。。






きっと今から心の準備をしても…覚悟を決めたとしても…



実際にその時が来たら心がぐちゃぐちゃに崩れるのはわかりきってる。





彼と過ごした2年間、辛いこともいっぱいあったのにいい思い出しか思い浮んでこないのは何でなのかな。。



気持ちの整理なんか出来ない。忘れたくない。



でもこれは私の女としての気持ち…子供のことを思うなら母親としては失格の気持ちだ。




わたしがどんなに笑顔を取り繕っても子供には分かってしまうのが余計に辛い。


『ママしんどいの?大丈夫?』
そう言って私の頭を撫でてくれる健太郎に思わず涙がこぼれた。




『ごめんね。。ママしっかりするからね。』



そう言いながらぎゅうっと健太郎を力いっぱい抱きしめた。