現在3歳9ヶ月のゼリーちゃん。
ことりんを利用し始めた1歳10ヶ月の頃は、1日の大半を泣いて過ごすと言っても過言ではないくらい癇癪の多いお子さんでした。
親御さんは日々、消去…消去…消去…の繰り返しでした。
癇癪消去の際は一貫した対応を心掛けてくださっていましたが、時々対応が遅くなってしまう様子が見受けられました。
そんな時は、ことりんのスタッフから声をかけさせていただき、常に一定の関わりを意識していただきました。
ゼリーちゃんはその頃、保育園に通われていました。
親御さんから離れる時間があることで、癇癪消去をしっかりやりきれないという状況に直面していました。
親御さんがゼリーちゃんと一緒に過ごす時間にいくら癇癪消去を頑張っていても、それ以外の時間で対応が難しい状況だったので、思うように癇癪は減っていかない状況にありました。
そこで、親御さんはゼリーちゃんの退園を決めました。
退園後、1年3ヶ月が経過する中で癇癪は確実に減少しました。
日常の中の些細なことや課題のやり直しで癇癪を起こすことなく過ごせる場面が以前より多くなりました。
まさに、これです。
親御さんがABAをはじめられてから一番嬉しかったこと、癇癪が少なくなったことです。
そして、それが物事の教えやすさ、ゼリーちゃんのスキルアップに繋がっています。
今は就園を視野に、コミュニケーションや偏食の課題等、様々な分野の課題に偏りなく取り組まれています。
また今後、3人程度の小集団を経験していく中で、集団生活に必要なスキルを少しずつ高めていけるよう一緒に頑張っていきましょう。
※記事の内容は、親御さんにご確認いただきご了承を得て掲載しております。
スタッフN