\皆さま、ごきげんよう/

米子市議会議員で現役薬剤師の𠮷岡ことです。

instagramの投稿に加筆しました。

 

 

 

「何度落ち込んで腹が立っても、声を上げる役目を果たし続けなきゃ」

#虎に翼 より

6月定例会最終日
「ラファでの攻撃を直ちに停止することを求める決議」が否決されました。

米子市議会がガザ地区の惨状に対して、声を上げる役目を放棄した瞬間でした。

提出者を代表して、土光議員が提案理由をこう述べました。



私たちは、「法の支配を信じよう、信じよう」と思っても状況がいっこうに改善しないという現実を見せつけられ、無力感にさいなまれているかもしれない。

また、こうすれば解決できるという解決策を持ち合わせているわけではないが、ラファの人たちのこのような状況に対して、何ができるのか考え、米子市民の思いを代弁すべく、議会として声を上げるべきであると考えて、この決議案の提案に至りました。

議会は言論の場です。声を上げる役目を果たし続けなければなりません。

 


米子市議会は会派制をとっており、

多数派の意向に沿わないものの採択は難しいです。

 

ですが、今回その反対理由に驚きを隠せませんでした。

会派信風の反対討論より
「地域社会では前向きな民間交流のメリットを高めるべき。『住んで楽しい米子』の生活基盤を目指すべきで、決議は市民生活に不必要な問題や差別への懸念を生じさせるから」(意訳)

この討論を聞きながら、

これはすんっだ!

問題から目を逸らしたまま、うわべだけ“いい関係”を保つ。
これ以上のすんっがあるだろうか?と感じました。

議会は最もすんっとしていたらいけない場なのに。

 

ガザ地区での惨状について声を上げることは、

当事国の人を差別することにつながるのでしょうか?

国の行いと個人は全く別の問題であって、

差別になると考える人こそが差別をしているのではないでしょうか?

 

それ以上にネットなどで目にする

批判は悪。前向きな議論を!

という意見を、

まさか子どもを含めた沢山の人が亡くなっている軍事行動に対して

本会議の場で聞くことになるとは思いもよりませんでした。



あまりにも驚いてしまって、

とっさに反論する討論ができなかった自分を悔やんでいます。

 

 

 

 

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